「第3回 物理・化学」問29. 引火点・発火点・燃焼範囲

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問.29 次の引火性液体の説明について正しいものはどれか。 すぐに解答確認

  • 沸点 : 78.3℃
  • 燃焼範囲 : 3.3~19vol%
  • 液体の比重 : 0.76
  • 引火点 : 12.8℃
  • 発火点 : 363℃
  • 蒸気比重 : 1.6

  1. 液体を78.3℃に加熱しても、蒸気圧と標準大気圧は等しくならない。
  2. この液体1㎏のときの容積は0.76Lである。
  3. 引火性液体が燃焼するのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温は12.8℃である。下記の解説を確認しよう!
  4. 炎を近づけても、液温が363℃になるまで燃焼しない。
  5. 蒸気の重さは、水蒸気の1.6倍である。

危険物乙4「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問「第3回 物理・化学」問29. 引火点・発火点・燃焼範囲の解説

ここ重要 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

危険物乙4の過去問(第3回 物理・化学)「引火点・発火点・燃焼範囲」問.29の解説

引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。

引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

引火点より発火点のが高い

燃焼範囲について

ガソリンなどの可燃性の液体は、液体表面から発生する蒸気が薄いと引火しませんが、反対にあまり蒸気が濃くても引火できません。

蒸気と空気との混合の割合が、一定の範囲にあるときだけ、点火すると燃えはじめます。このときの空気中の蒸気濃度の範囲を「燃焼範囲」といいます。例えば、ガソリンの燃焼範囲は、1.4~7.6%です。(単位には「vol%」が使われます)蒸気濃度がそれより濃くても薄くても、ガソリンは引火しません。

蒸気濃度 = 蒸気 ÷(空気 + 蒸気)× 100で求めることができる。

また、燃焼範囲の下限値は、液体温度が引火点に達したときの蒸気濃度です。この値が低い物質ほど、少ない蒸気で引火しやすくなります。

 

  1. 誤り:沸点は蒸気圧と大気圧が等しくなる温度である。
  2. 誤り:液体比重はその物質の密度と1気圧4℃における水の密度との比。1㎏は、1.32Lと計算される。
  3. 正解:正しい記述である。
  4. 誤り:引火点12.8℃で炎を近づければ燃焼する。
  5. 誤り:蒸気比重は、空気1Lの質量との比である。

「3」が正解

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