「第3回 物理・化学」問33. 引火点・発火点・燃焼範囲

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※ この過去問は最新の問題です。基本問題で知識を定着させ、確実に合格するために最新のより上質な過去問を解きましょう。

問.33 発火点に関する説明について、次のうち正しいものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 可燃性物質が、燃焼範囲の下限値の濃度の蒸気を発生するための温度のこと。
  2. 可燃性物質を加熱した場合、空気がなくても、自ら燃え出す最低温度のこと。
  3. 可燃性物質を空気中で加熱した場合、火花がなくても、自ら燃え出す最低温度のこと。下記の解説を確認しよう!
  4. 可燃性物質から継続的に可燃性蒸気が発生し続ける温度のこと。
  5. 可燃性物質を燃焼させるために必要な点火源の最低温度のこと。
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危険物乙4の過去問「第3回 物理・化学」問33. 引火点・発火点・燃焼範囲の解説

ここ重要 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

危険物乙4の過去問(第3回 物理・化学)「引火点・発火点・燃焼範囲」問.33の解説

引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。

引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

引火点より発火点のが高い

燃焼範囲について

ガソリンなどの可燃性の液体は、液体表面から発生する蒸気が薄いと引火しませんが、反対にあまり蒸気が濃くても引火できません。

蒸気と空気との混合の割合が、一定の範囲にあるときだけ、点火すると燃えはじめます。このときの空気中の蒸気濃度の範囲を「燃焼範囲」といいます。例えば、ガソリンの燃焼範囲は、1.4~7.6%です。(単位には「vol%」が使われます)蒸気濃度がそれより濃くても薄くても、ガソリンは引火しません。

蒸気濃度 = 蒸気 ÷(空気 + 蒸気)× 100で求めることができる。

また、燃焼範囲の下限値は、液体温度が引火点に達したときの蒸気濃度です。この値が低い物質ほど、少ない蒸気で引火しやすくなります。

 

  1. 誤り:引火点の記述である。
  2. 誤り:発火点は空気中で加熱して自ら燃え出す温度のことである。
  3. 正解:正しい記述である。
  4. 誤り:可燃性蒸気が発生し続ける温度のことで、発火点とは異なる。
  5. 誤り:発火点は点火源の温度のことではない。

「3」が正解

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