第5章 問 2. 消火設備

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問.2 製造所等における消火設備の所要単位の計算方法として、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 外壁が耐火構造の製造所又は取扱所の建築物は、延面積100㎡を1所要単位とする。
  2. 外壁が耐火構造の貯蔵所の建築物は、延面積150㎡を1所要単位とする。
  3. 外壁が耐火構造でない製造所又は取扱所の建築物は、延面積50㎡を1所要単位とする。
  4. 外壁が耐火構造でない貯蔵所の建築物は、延面積75㎡を1所要単位とする。
  5. 危険物は、指定数量の100倍を1所要単位とする。下記の解説を確認しよう!

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危険物乙4の過去問(法令)「消火設備」問.2の解説

ここ注意 「危険物に関する法令(35問中15問)」合格には、60%以上なので15問中9問以上の正解数が必要です。

過去問(法令)「消火設備」問.2の解説

  1. 正しい
  2. 正しい
  3. 正しい
  4. 正しい
  5. 誤り:所要単位 = 危険物は指定数量の10倍を1所要単位とする。

「5」が正解

当設問の解説

所要単位は、製造所等に対して、どのくらいの消火能力を有する消火設備が必要なのかを定める単位であり、建築物等の構造、規模又は危険物の量により算定されるもので、基準となる1所要単位当たりの数値を記憶すること。

所要単位 = 危険物は指定数量の10倍を1所要単位とする。ここ重要

製造所等の面積、危険物の倍数、性状等に関係なく消火設備が定められているもの

  • 地下タンク貯蔵所・・・第5種の消火設備を2個以上
  • 移動タンク貯蔵所・・・自動車用の消火器のうち
    (8リットル以上の霧状の強化液消火器、 3.2㎏以上の二酸化炭素消火器、2リットル又は1リットル以上のハロゲン化物消火器、3.5㎏以上の粉末消火器)
    2個以上ここ重要

第1種から第5種の消火設備

  • 第1種 … 屋内消火栓設備、屋外消火栓設備
  • 第2種 … スプリンクラー設備
  • 第3種 … 水蒸気又は水噴霧、泡、不活性ガス、ハロゲン化物、粉末消火設備
  • 第4種 … 大型消火器
  • 第5種 … 小型消火器、その他(水バケツ、乾燥砂、膨張ひる石)

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