第9章 問 11. 定期点検

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問.11 製造所等の定期点検について、次のうち正しいものはどれか。ただし、規則で定める漏れの点検を除く。 すぐに解答確認

  1. 定期点検は、原則として3年に1回以上行わなければならない。
  2. 定期点検を実施した場合は、その結果を消防長又は消防署長に報告しなければならない。
  3. 定期点検は、危険物取扱者が行う。ただし、危険物取扱者の立ち会いを受けた場合は、危険物施設保安員でも点検を行うことができる。
  4. 定期点検の結果記録は。原則として3年間保存しなければならない。下記の解説を確認しよう!
  5. 定期点検は、製造所等の位置、構造及び設備が予防規程の基準に適合しているかについて行う。

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危険物乙4の過去問(法令)「定期点検」問.11の解説

ここ注意 「危険物に関する法令(35問中15問)」合格には、60%以上なので15問中9問以上の正解数が必要です。

過去問(法令)「定期点検」問.11の解説

  1. 誤り:定期的に点検しなければならない。
  2. 誤り:点検記録の作成、その保存が義務付けられている。
  3. 誤り:危険物取扱者以外の者又は危険物施設保安員以外の者が点検する場合は、危険物取扱者の立ち会いが必要である。
  4. 正しい:原則3年間保存しなければならない。
  5. 誤り:法第10条第4項の基準(製造所、貯蔵所及び取扱所の位置、構造及び設備の技術上の基準)に適合しているかどうかチェックする。

「4」が正解

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定期点検が必要な施設とは? ここ暗記

製造所、貯蔵所、取扱所のうち、定期点検が必要な施設は以下の通りである。

製造所 指定数量の10倍以上のもの
地下タンクを有するもの
屋外貯蔵所 指定数量の100倍以上のもの
屋内貯蔵所 指定数量の150倍以上のもの
屋外タンク貯蔵所 指定数量の200倍以上のもの
地下タンク貯蔵所 すべて
移動タンク貯蔵所 すべて
給油取扱所 地下タンクを有するもの
移送取扱所 すべて定める
一般取扱所 指定数量の10倍以上のもの
地下タンクを有するもの

定期に点検を実施しなくてもよい製造所等

  1. 屋内タンク貯蔵所
  2. 簡易タンク貯蔵所
  3. 販売取扱所

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