第3章 問 2. 第4類に共通する火災予防

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問.2 二硫化炭素の屋外貯蔵タンクを水槽に入れ、水没する理由として、次のうち正しいものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 可燃物との接触を避けるため。
  2. 水と反応して安定な物質をつくるため。
  3. 可燃性蒸気が発生するのを防ぐため。下記の解説を確認しよう!
  4. 不純物の混入を防ぐため。
  5. 空気と接触して爆発性の物質ができるのを防ぐため。

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「第4類に共通する火災予防」問.2の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

合格のポイント

  1. 第1類 … 酸化性固体
  2. 第2類 … 可燃性固体
  3. 第3類 … 自然発火性物質及び禁水性物質
  4. 第4類 … 引火性液体
  5. 第5類 … 自己反応性物質
  6. 第6類 … 酸化性液体
  7. 消防法上の危険物には気体はない。ここ重要

過去問(消火・性質)「第4類に共通する火災予防」問.2の解説

  1. 誤り:可燃物との接触を避けるため、水没貯蔵する必要はない。
  2. 誤り:二硫化炭素は水と反応しない。
  3. 正解:二硫化炭素を貯蔵しているタンクに水を入れ水没貯蔵することにより、比重の軽い水が二硫化炭素の上に浮いてふたの役目をし、有毒な可燃性蒸気が発生するのを防ぐことができる。
  4. 誤り:不純物の混入を防ぐため、水没貯蔵する必要はない。
  5. 誤り:空気と接触して爆発性の物質ができるのは、ジエチルエーテルである。

「3」が正解

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合格率アップのポイント!

  • 電気絶縁性(電気が流れない)のよい靴は、人体に帯電した静電気を逃がすことができないので、危険性が増大する。また、化学繊維などの衣類は、静電気が発生し帯電しやすいので着用してはいけない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 配管で移送するときは静電気の発生を抑えるため、流速を遅くする。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 危険物の蒸気は空気より重いので、低所に滞留している。(低所に溜まる蒸気を高所に排出する換気装置が必要) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素は、可燃性蒸気の発生を防ぐため、水没貯蔵する(ジエチルエーテルは、水没貯蔵することはない) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

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