危険物乙4の過去問(消火・性質)「第４類に共通する火災予防」問.7
第3章 問 7. 第４類に共通する火災予防
問.7 Ｑ引火性液体の危険物を取り扱う際、静電気による火災を防止する措置として、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認
- 容器等に小分け作業をする場合は、蒸気及びミストを発散させないようにする。
- 水を散布するなどして周囲の湿度を上げる。
- タンク、容器、配管、ノズル等は、できる限り導電性のものを使用し、導体部分は接地する。
- 取扱作業に従事する作業者の靴及び着衣は、絶縁性のある合成繊維のものを着用する。下記の解説を確認しよう！
- 取り扱う場所は、十分な通風と換気を行い、可燃性蒸気の滞留を抑制する。
危険物乙4の過去問(消火・性質)「第４類に共通する火災予防」問.7の解説
ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60％以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
合格のポイント
- 第1類 … 酸化性固体
- 第2類 … 可燃性固体
- 第3類 … 自然発火性物質及び禁水性物質
- 第4類 … 引火性液体
- 第5類 … 自己反応性物質
- 第6類 … 酸化性液体
- 消防法上の危険物には気体はない。ここ重要
過去問(消火・性質)「第４類に共通する火災予防」問.7の解説
- 正解
- 正解
- 正解
- 誤り：人体に静電気が蓄積するのを防止するため、絶縁性のある合成繊維のものの着用を避ける。
- 正解
Ａ「4」が正解
合格率アップのポイント！
- 電気絶縁性（電気が流れない）のよい靴は、人体に帯電した静電気を逃がすことができないので、危険性が増大する。また、化学繊維などの衣類は、静電気が発生し帯電しやすいので着用してはいけない。 ⇒ こう出題されたら、答え（〇）
- 配管で移送するときは静電気の発生を抑えるため、流速を遅くする。 ⇒ こう出題されたら、答え（〇）
- 危険物の蒸気は空気より重いので、低所に滞留している。（低所に溜まる蒸気を高所に排出する換気装置が必要） ⇒ こう出題されたら、答え（〇）
- 二硫化炭素は、可燃性蒸気の発生を防ぐため、水没貯蔵する（ジエチルエーテルは、水没貯蔵することはない） ⇒ こう出題されたら、答え（〇）