第9章 問 18. 特殊引火物、アルコール類

前の問題  消火・性質一覧  次の問題

問.18 ジエチルエーテルの貯蔵方法とその理由について、次の中から正しいものを選べ。 すぐに解答確認

- 貯蔵方法 理由
(1) 水中貯蔵する。 空気と反応して発火するため。
(2) 金属製の容器以外に貯蔵する。 金属と反応して発火又は爆発するため。
(3) 密閉した容器に保存し、冷暗所に貯蔵する。 蒸気の発生を少なくするとともに過酸化物の発生による爆発の危険を防止するため。
(4) 流速を速めて、短時間に容器に入れる。 静電気の発生を防止するため。
(5) 高所の換気を良くする。 蒸気が高所に滞留するため。
  1. (1)
  2. (2)
  3. (3)下記の解説を確認しよう!
  4. (4)
  5. (5)

特殊引火物、アルコール類の比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!

危険物乙4「特殊引火物、アルコール類」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問(消火・性質)「特殊引火物、アルコール類」問.18の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「特殊引火物、アルコール類」問.18の解説

  1. 誤り:ジエチルエーテルは、引火性液体(第4類の危険物)である。空気と反応して、燃焼する危険物は自然発火性物質である。
  2. 誤り:金属との反応性はほとんどない。
  3. 正解:日光及び空気に長時間さらされると、爆発性の物質を生じる。
  4. 誤り:静電気の発生量は、流速が速くなるほど発生量は増大する。
  5. 誤り:蒸気比重は、1より大きい。

「3」が正解

当設問の解説

  • 「 第4類の一般的性質を把握するとともに、ジエチルエーテル特有の性質を把握しておく必要がある 」ここ重要

・よく試験にでる!主な特殊引火物の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
ジエチルエーテル 0.7 35 -45 160 1.9
~36
二硫化炭素 1.3 46 -30以下 90 1.3
~50
×
アセトアルデヒド 0.8 21 -39 175 4.0
~60
酸化プロピレン 0.8 35 -37 449 2.3
~36

・よく試験にでる!主な特殊引火物の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
メタノール 0.8 64 11 464 6.0
~36
エタノール 0.8 78 13 363 3.3
~19
イソプロピル
アルコール
0.79 82 15 399 2.0
~12.7

危険物乙4「特殊引火物、アルコール類」の勉強方法はこちら 

合格率アップのポイント!

  • ジエチルエーテルは、日光や空気に触れると爆発性の過酸化物を作る。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素は、発火点は90℃で、これ以外に100℃以下はない。
    また、水より重く、蒸気は有毒、水没貯蔵する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトアルデヒドは、加圧状態で、爆発性の過酸化物生成のおそれあり。
    水に溶け、熱、光で分解する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アルコール類全般は、沸点は水(100℃)より低い。
    燃焼範囲は、ガソリンより広い。
    引火点は、メタノール 11℃、エタノール 13℃ ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • メタノールの毒性は、エタノールより高い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

危険物乙4の過去問「危険物の類ごとの性質」

危険物乙4の過去問「第4類に共通する特性」

危険物乙4の過去問「第4類に共通する火災予防」

危険物乙4の過去問「事故事例」

危険物乙4の過去問「第4類に共通する消火の方法」

危険物乙4の過去問「第1石油類(ガソリン・他)」

危険物乙4の過去問「第2石油類(灯油、軽油、酢酸、キシレン、他)」

危険物乙4の過去問「第3石油類、第4石油類、動植物油類、第4類全般」

危険物乙4の過去問「特殊引火物、アルコール類」