第9章 問 22. 特殊引火物、アルコール類

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問.22 メタノールとエタノールに共通する性質として、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. いずれも水と混ぜた場合に、時間が経つと分離する。下記の解説を確認しよう!
  2. いずれも電気の良導体であり、静電気を発生しない。
  3. いずれも蒸気は、空気より重い。
  4. いずれも無水クロム酸と激しく反応して発火する。
  5. いずれの火災にも一般の泡消火薬剤は不適である。

特殊引火物、アルコール類の比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「特殊引火物、アルコール類」問.22の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「特殊引火物、アルコール類」問.22の解説

  1. 誤り:水によく溶ける。
  2. 正解:電気をよく通し、静電気を発生しない。
  3. 正解:可燃性蒸気は低所に滞留する。
  4. 正解:無水クロム酸と混触発火する。
  5. 正解:アルコール類は一般の泡消火薬剤の泡を溶かす。

「1」が正解

当設問の解説

※ メタノールの性質 ここ重要

  • 引火点 … 11℃
  • 沸点 … 65℃
  • 液比重 … 0.79
  • 燃焼範囲 … 6.0~36%
  • 蒸気比重 … 1.11(空気=1)
  • 電気伝導性 … 良導体
  • 水溶性 …
  • 毒性 …

※ エタノールの性質 ここ重要

  • 引火点 … 13℃
  • 沸点 … 78℃
  • 液比重 … 0.79
  • 燃焼範囲 … 3.3~19%
  • 蒸気比重 … 1.59(空気=1)
  • 電気伝導性 … 良導体
  • 水溶性 …
  • 毒性 … 無(麻酔性がある)

※ アルコール類の第4類の危険物としての例外的な性質

  • 電気の良導体で、流動摩擦による静電気の発生、蓄積はない
  • 水に溶ける
  • 泡消火剤の泡を溶かす。
  • 一定濃度以上のメタノール・エタノールと無水クロム酸が混触すると発火する。

・よく試験にでる!主な特殊引火物の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
ジエチルエーテル 0.7 35 -45 160 1.9
~36
二硫化炭素 1.3 46 -30以下 90 1.3
~50
×
アセトアルデヒド 0.8 21 -39 175 4.0
~60
酸化プロピレン 0.8 35 -37 449 2.3
~36

・よく試験にでる!主な特殊引火物の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
メタノール 0.8 64 11 464 6.0
~36
エタノール 0.8 78 13 363 3.3
~19
イソプロピル
アルコール
0.79 82 15 399 2.0
~12.7

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合格率アップのポイント!

  • ジエチルエーテルは、日光や空気に触れると爆発性の過酸化物を作る。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素は、発火点は90℃で、これ以外に100℃以下はない。
    また、水より重く、蒸気は有毒、水没貯蔵する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトアルデヒドは、加圧状態で、爆発性の過酸化物生成のおそれあり。
    水に溶け、熱、光で分解する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アルコール類全般は、沸点は水(100℃)より低い。
    燃焼範囲は、ガソリンより広い。
    引火点は、メタノール 11℃、エタノール 13℃ ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • メタノールの毒性は、エタノールより高い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

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