第6章 問 8. 製造所等の基準

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問.8 屋外貯蔵所の位置、構造及び設備について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 屋根は不燃材料で造るとともに、金属板その他の軽量な不燃材料でふくこと。※ (ふくとは、板・茅(かや)・瓦(かわら)などで屋根をおおうこと)下記の解説を確認しよう!
  2. 湿潤でなく、かつ、排水のよい場所に設置すること。
  3. 周囲には、さく等を設けて明確に区画すること。
  4. 架台を設ける場合には、不燃材料で造るとともに堅固な地盤面に固定すること。
  5. 架台の高さは、6m未満とすること。

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危険物乙4の過去問(法令)「製造所の一般的な構造と基準」問.8の解説

ここ注意 「危険物に関する法令(35問中15問)」合格には、60%以上なので15問中9問以上の正解数が必要です。

過去問(法令)「製造所の一般的な構造と基準」問.8の解説

  1. 誤り:屋外貯蔵所の基準には、屋根に関する基準はない。
  2. 正しい
  3. 正しい
  4. 正しい
  5. 正しい

「1」が正解

当設問の解説

  • 貯蔵場所には、湿潤でなく、かつ排水のよい場所である必要がある。
  • 周囲には、さく等を設けて明確に区画する必要がある。
  • 架台を設ける場合には、不燃材料で造るとともに、堅固な地盤面に固定する必要がある。
  • 架台の高さは、6m未満にする必要がある。

・屋外貯蔵所に貯蔵することができる危険物は以下の通り

  • 第2類の危険物のうち硫黄、引火性固体(引火点が0度以上のものに限る)
  • 第4類の危険物のうち第1石油類(引火点が0度以上のものに限る)、アルコール類、第2石油類、第3石油類、第4石油類、動植物油類

・屋外貯蔵所の指定数量の倍数ごとの保有空地の幅は以下の通り

- 区分 保有空地の幅
指定数量
の倍数
10倍以下 3m以上
10を超え20以下 6m以上
20を超え50以下 10m以上
50を超え200以下 20m以上
200を超える 30m以上

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