第1章 問 7. 危険物の類ごとの性質

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問.7 第1類から第6類までの危険物の性状について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 同一の物質(金属)であっても形状や粒度によって危険物になるものとならないものがある。
  2. 引火性液体の燃焼は主に分解燃焼であるが、引火性固体の燃焼は表面燃焼である。下記の解説を確認しよう!
  3. 水と接触して発熱し、可燃性ガスを生成するものがある。
  4. 危険物には単体、化合物及び混合物の3種類がある。
  5. 分子内に酸素を含有しており、他から酸素の供給がなくても燃焼するものがある。

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「危険物の類ごとの性質」問.7の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「危険物の類ごとの性質」問.7の解説

  1. 正解
  2. 誤り:引火性液体の燃焼は、蒸発燃焼である。
  3. 正解
  4. 正解
  5. 正解

「2」が正解

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最近の出題傾向とは?

第5類の自己反応性物質は、色々な問題に出題されるので、きっちりと覚えましょう。

  • 第1類の危険物は、引火性又は自然発火性を有しているものが多い。 ⇒ 答え(×)
    第1類は酸化性の固体なので、他の物質を酸化させる(燃焼させる)酸素を多量に含有しているが、自らは燃焼しない。第6類は液体で、同様の作用がある。

合格率アップのポイント!

  • 危険物は常温(20℃)において、液体(ガソリン等)又は固体(硫黄等)であり、気体(プロパン等)はない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 第2類の危険物は、酸化されやすい(燃焼しやすい)可燃性の固体である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 第3類の危険物は、自然発火性又は禁水性を有するが、ほとんどのものは両方の危険性を有している。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 第5類の危険物は、固体又は液体である。又、外部からの酸素の供給がなくても燃焼するものが多い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 第5類の危険物は、自らは不燃性であるが、酸素を含有しているので、加熱、衝撃等により発火・爆発する。 ⇒ こう出題されたら、答え(×)
    「自らは不燃性である」の説明は、第1類か第6類のもので誤っている。

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