第2章 問 6. 第4類に共通する特性

前の問題  次の問題

問.6 第4類危険物の一般的な性状として、次のうち正しいものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 水に溶けるものはない。
  2. 静電気が発生しやすく、静電気の火花により引火する危険性がある。下記の解説を確認しよう!
  3. 空気とはいかなる混合割合でも燃える。
  4. 発火点は、いずれも100℃以下である。
  5. 引火点が低く、常温(20℃)で自然発火するものが多くある。

危険物乙4「第4類に共通する特性」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問(消火・性質)「第4類に共通する特性」問.6の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

合格のポイント

  1. 第1類 … 酸化性固体
  2. 第2類 … 可燃性固体
  3. 第3類 … 自然発火性物質及び禁水性物質
  4. 第4類 … 引火性液体
  5. 第5類 … 自己反応性物質
  6. 第6類 … 酸化性液体
  7. 消防法上の危険物には気体はない。ここ重要

過去問(消火・性質)「第4類に共通する特性」問.6の解説

  1. 誤り:水溶性のものもある。
  2. 正解
  3. 誤り:混合割合は物質により異なっており、燃焼範囲内において燃焼する。
  4. 誤り:特殊引火物の二硫化炭素(発火点90℃)以外は、発火点100℃以上のものが多い。
  5. 誤り:乾性油など自然発火するものもあるが、種類としてはそれほど多くない。

「2」が正解

危険物乙4「第4類に共通する特性」の勉強方法はこちら 

合格率アップのポイント!

  • 第4類の危険物はすべて可燃性
    すべて液体
    水より軽いものが多い
    すべて蒸気は空気より重い
    水に溶けないものが多い
    電気の不導体が多い
    静電気が発生しやすい
    二硫化炭素以外の発火点は100℃以上 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素の液比重は水より重い(二硫化炭素以外のものは全て軽い) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 第4類の危険物の蒸気(比重)は、すべて1以上で空気よりも重い(空気=1) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素の発火点は90℃で、100℃以下は他にない ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 動植物油のアマニ油、キリ油等は、自然発火しやすい。それ以外の第4類は、石油製品を含めて自然発火しない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 無色透明(無色でも) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 無色で芳香、果実臭、刺激臭など具体的な臭い(無臭はほとんどなし) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 有機溶剤(有機溶媒)に溶ける (※ 有機溶剤=ベンゼン、アルコール類など) ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

危険物乙4の過去問「危険物の類ごとの性質」

危険物乙4の過去問「第4類に共通する特性」

危険物乙4の過去問「第4類に共通する火災予防」

危険物乙4の過去問「事故事例」

危険物乙4の過去問「第4類に共通する消火の方法」

危険物乙4の過去問「第1石油類(ガソリン・他)」

危険物乙4の過去問「第2石油類(灯油、軽油、酢酸、キシレン、他)」

危険物乙4の過去問「第3石油類、第4石油類、動植物油類、第4類全般」

危険物乙4の過去問「特殊引火物、アルコール類」

無料で危険物乙4の資料がもらえます⇒ユーキャンの案内資料のご請求(登録2,3分・営業電話なし)