第5章 問 10. 第4類に共通する消火の方法

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問.10 泡消火剤の中には、水溶性液体用泡消火剤とその他の一般の泡消火剤とがある。次の危険物が火災となった場合、水溶性液体用泡消火剤でなければ効果的に消火できないものの組み合わせはどれか。 すぐに解答確認

  1. アセトアルデヒド、ベンゼン
  2. アセトン、ガソリン
  3. 酸化プロピレン、2-プロパノール下記の解説を確認しよう!
  4. トルエン、メタノール
  5. 酢酸エチル、灯油

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「第4類に共通する消火の方法」問.10の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「第4類に共通する消火の方法」問.10の解説

  1. 誤り
  2. 誤り
  3. 正解:水溶性液体用泡消火薬剤で消火する物質は、アセトアルデヒド、アセトン、酸化プロピレン、2-プロパノール、メタノールなど。
  4. 誤り
  5. 誤り

「3」が正解

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  • 当設問のポイント 第4類の引火性液体(非水溶性の危険物が主体である)の火災に有効な消火剤(消火器)
    1. 霧状の強化液消火剤
    2. 泡消火剤
    3. ハロゲン化物消火剤
    4. 二酸化炭素消火剤
    5. 粉末消火剤

合格率アップのポイント!

  • 空気の供給を遮断するか、又は、燃焼を化学的に抑制して消火するのが基本である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 空気の供給を遮断する例として …
    泡消火剤で燃焼物を覆い窒息消火をする。
    二酸化炭素消火剤で燃焼物を覆い窒息消火をする。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 燃焼を化学的に抑制する例として …
    ハロゲン化物消火剤を燃焼物に放射して、燃焼反応を抑制して消火をする。
    粉末消火剤を燃焼物に放射して、燃焼反応を抑制して消火をする等。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アルコール類、アセトン等の水溶性液体の消火には、水溶性液体用泡消火剤を使用する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 一般の泡消火剤が、アルコール類等の水溶性液体の消火に使えない理由は?
    水が主成分の泡が、アセトン等の水溶性液体に溶けて消えるから。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 棒状の強化液消火剤は、第4類の危険物(非水溶性液体、水溶性液体)には使えない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

・第4類危険物の消火には、空気の供給を遮断する窒息消火、燃焼を化学的に抑制する抑制作用(負触媒作用)による消火が効果的である。

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