第7章 問 14. 第2石油類
問.14 Q酢酸の性質について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認
物理・化学に次いで、性質の苦手な方は多いです。
ガソリンの比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!
ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
A「2」が正解
当設問の解説
酢酸の性質 ここ暗記
クロロベンゼンの性質 ここ暗記
n-ブチルアルコールの性質 ここ暗記
n-プロピルアルコールは炭素数が3でアルコール類に分類されるが、n-ブチルアルコールは炭素数が4であり、引火点が29℃ということで第2石油類となる。
キシレンの性質 … 無色透明で、芳香臭がある。液体は水に溶けず、水より軽い。3種類の異性体(オルトキシレン、メタキシレン、パラキシレン)がある。ここ重要
・よく試験にでる!主な第2石油類の性質
品名 | 液比重 | 沸点[℃] | 引火点[℃] | 発火点[℃] | 燃焼範囲 [vol%] |
水溶性 |
---|---|---|---|---|---|---|
灯油 | 約0.8 | 145 ~270 |
40以上 | 220 | 1.1 ~6.0 |
× |
軽油 | 約0.85 | 170 ~370 |
45以上 | 220 | 1.0 ~6.0 |
× |
酢酸 | 1.05 | 118 | 39 | 463 | 4.0 ~19.9 |
〇 |
キシレン | 0.88 | 144 | 33 | 463 | 1.0 ~6.0 |
× |
・ご参考までに … 灯油、軽油等は常温で引火しないが、これは燃えるのに十分な蒸気が発生していないからで、加熱等により温度を引火点以上にすれば燃焼に十分な蒸気が発生するようになり、何らかの火源があれば引火する。
危険物乙4「第2石油類(灯油、軽油、酢酸、キシレン、他)」の勉強方法はこちら
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