第9章 問 16. 特殊引火物、アルコール類

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問.16 特殊引火物について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. アセトアルデヒドは、非常に揮発しやすい。
  2. ジエチルエーテルは、特有の甘い刺激性の臭気があり、燃焼範囲は極めて広い。
  3. 二硫化炭素は、無臭の液体で水に溶けやすく、また水より軽い。下記の解説を確認しよう!
  4. 酸化プロピレンは、別名プロピレンオキサイドともいう。
  5. 二硫化炭素は、発火点が100℃以下で、第4類の危険物の中では発火点が特に低い危険物の一つである。

特殊引火物、アルコール類の比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「特殊引火物、アルコール類」問.16の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「特殊引火物、アルコール類」問.16の解説

  1. 正解:特殊引火物に指定されているので揮発(蒸発)しやすい。
  2. 正解:特有の甘い刺激性の臭気は、ジエチルエーテルの特徴である。
  3. 誤り:二硫化炭素は、無臭ではなく独特の臭いがある。
  4. 正解:オキサイドとは、酸化物のことである。
  5. 正解:二硫化炭素の蒸気は、蒸気配管に接しても燃えだすことがある。

「3」が正解

当設問の解説

  • 特殊引火物に分類されるものの共通点としては、第4類の危険物の中でも引火危険が大きい(蒸発しやすい)燃焼範囲が広い発火点が低いものが指定されていることである。
    さらに、二硫化炭素、ジエチルエーテル、アセトアルデヒド、酸化プロピレンの特徴は、よく把握しておく必要があります。ここ重要

・よく試験にでる!主な特殊引火物の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
ジエチルエーテル 0.7 35 -45 160 1.9
~36
二硫化炭素 1.3 46 -30以下 90 1.3
~50
×
アセトアルデヒド 0.8 21 -39 175 4.0
~60
酸化プロピレン 0.8 35 -37 449 2.3
~36

・よく試験にでる!主な特殊引火物の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
メタノール 0.8 64 11 464 6.0
~36
エタノール 0.8 78 13 363 3.3
~19
イソプロピル
アルコール
0.79 82 15 399 2.0
~12.7

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合格率アップのポイント!

  • ジエチルエーテルは、日光や空気に触れると爆発性の過酸化物を作る。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 二硫化炭素は、発火点は90℃で、これ以外に100℃以下はない。
    また、水より重く、蒸気は有毒、水没貯蔵する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アセトアルデヒドは、加圧状態で、爆発性の過酸化物生成のおそれあり。
    水に溶け、熱、光で分解する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アルコール類全般は、沸点は水(100℃)より低い。
    燃焼範囲は、ガソリンより広い。
    引火点は、メタノール 11℃、エタノール 13℃ ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • メタノールの毒性は、エタノールより高い。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

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