第9章 問 2. 比熱・熱とその特性、熱の移動・熱伝導率・熱膨張
問.2 Q次の記述のうち、誤っているものはどれか。 すぐに解答確認
ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
合格のポイント
A「2」が正解
比熱と熱容量
温度の単位には、「℃」が日常的に使われていますが、物理では絶対温度を表す「K(ケルビン)」もよく使われます。0℃は、絶対温度で273Kです。
熱の移動について
熱の移動の仕方には、伝導、対流、放射の3種類があります。
1.伝導について
熱が高温部から低温部へと伝わっていくことを「伝導」といいます。
熱は、必ず温度の高いほうから低いほうへと伝わります。その逆はありません。
熱の伝わりやすさは物質によって異なり、一般に非金属より金属、液体より固体のほうが、よく伝わります。また、気体は一般に熱が伝わりにくくなります。
物質ごとの熱の伝わりやすさは、「熱伝導率」という数値で表されます。
2.対流について
液体や気体の内部で、温度差による流れが起こる現象を「対流」といいます。対流は、液体や気体を加熱したとき、温まった部分が膨張して密度が小さくなり、その部分に低温の部分が流れ込んで起こります。
3.放射(輻射)について
熱せられた物体が出す放射熱によって、他の物体に熱が伝わることを「放射」または「輻射」といいます。太陽の熱が地球に伝わるのも、放射の一種です。
無料で危険物乙4の資料がもらえます⇒ユーキャンの案内資料のご請求(登録2,3分・営業電話なし)