第3章 問 1. 消火の基礎知識

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問.1 消火について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 泡消火剤にはいろいろな種類があるが、いずれも窒息効果と冷却効果とがある。
  2. 消火をするには燃焼の3要素のうち、1要素を取り去る必要がある。
  3. 一般に、空気中の酸素が一定濃度以下になれば、燃焼は停止する。
  4. 除去消火は、酸素と点火源を同時に取り去って消火する方法である。下記の解説を確認しよう!
  5. ハロゲン化物消火剤は、負触媒作用による燃焼を抑制する効果がある。

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「消火の基礎知識」問.1の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「消火の基礎知識」問.1の解説

  1. 正解:泡消火剤には一般の泡消火剤、水溶性液体用泡消火剤等といろいろな種類があるが、いずれも空気(酸素)の供給を断つ窒息効果と冷却効果がある。
  2. 正解:灯油の火災を泡消火剤で消火すれば、空気の供給を断つ(1要素を取り去る)窒息効果で消火できる。
  3. 正解:一般に、空気中の酸素濃度が14~15%以下になれば、燃焼は停止する。
  4. 誤り:除去消火は、可燃物を取り去って消火する方法であり誤っている。
  5. 正解:ハロゲン化物消火剤(ハロン1301等)は、負触媒作用による燃焼を抑制する効果と窒息効果とがある。

「4」が正解

消火とは、燃焼の3要素のうちのいずれかの一つ(あるいはその複数)を取り除くことである。ここ重要

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消火の三要素

燃焼の三要素には、1.可燃物、2.酸素供給体、3.点火源があり、この3つが揃ってはじめて燃焼がはじまります。3つの要素のどれかを取り除くのが、消火の基本となります。

1. 可燃物を取り除く除去効果

2. 酸素供給体を取り除く窒息効果

3. 点火源を取り除く冷却効果

これを「消火の3要素」といいます。なお、この3つに「負触媒効果」を入れて、消火の4要素ということもあります。ここ重要

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