第4章 問 3. 事故事例

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問.3 危険物を取り扱う地下埋設配管(炭素鋼管)が腐食することにより、危険物が漏洩する事故がたびたび発生した。この腐食の原因として、最も考えにくいものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 電気設備を設置する為、銅の棒を地中に打ち込んだとき、埋設した配管と銅の棒が接触した。
  2. コンクリートの中に配管を埋設した。下記の解説を確認しよう!
  3. 粘度の異なる土壌にまたがって配管を埋設した。
  4. 配管を埋設した場所の近くに、直流の電気設備を設置したため、迷走電流が大きく影響した。
  5. 配管を埋設するとき工具が落下し、配管の被覆がはがれたのに気づかず埋設した。

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「事故事例」問.3の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「事故事例」問.3の解説

  1. 誤り:埋設した配管と銅の棒が接触していると、銅よりイオン化傾向の大きい配管(炭素鋼管)が先に腐食する。
  2. 正解:コンクリートが正常な状態であれば、埋設した配管は腐食しにくい。
  3. 誤り:土質が異なる(粘度が異なる)土壌にまたがって配管を埋設すると腐食しやすい。
  4. 誤り:直流の電気設備(直流電車のレール付近等)の近くは、迷走電流が影響して埋設した配管は腐食しやすい。
  5. 誤り:配管の被覆がはがれていれば、水分等の影響により配管は腐食しやすくなる。

「2」が正解

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