第4章 問 6. 事故事例

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問.6 危険物を取り扱う地下埋設配管(鋼管)の腐食による危険物の漏洩事故がたびたび発生しているが、この原因として考えられないものは、次のうちどれか。 すぐに解答確認

  1. 地下水位が高く、常時配管の上部が乾燥し、下部が湿っているため。
  2. 配管の設置に際し、工具の落下により、配管の防食被覆が剥がれたが、気付かず埋設したため。
  3. コンクリート中に埋設したため。下記の解説を確認しよう!
  4. 接地(アース)用の銅の棒を地中に差し込んだところ、埋設配管と銅の棒が接触したため。
  5. 付近に直流電流設備が設置されているために、迷走電流の影響を受けるため。

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「事故事例」問.6の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「事故事例」問.6の解説

  1. 誤り:腐食には、水分が大いに関係する。
  2. 誤り:防食被覆は、腐食させないための措置であり、これが剥がれることによって腐食は進行する。
  3. 正解:コンクリートに埋め込まれた鉄筋について考察してみること。
  4. 誤り:異種金属が接触すると、電位差が生じる。
  5. 誤り:迷走電流が配管等を流れることによって、電位差が与えられる。

「3」が正解

当設問の解説

  • 一般的な腐食の分類は、金属が環境と化学的あるいは電気化学的反応によってその表面から消耗する現象を総括して腐食と呼び、水を伴わない腐食、しなわち乾食と、水を伴う腐食、すなわち湿食とに大別される。

・ご参考までに … 電位差若しくは局部電池等の電気化学的反応によって起こり、さらに、電気化学的反応には、必ず水分が存在する必要がある。
自然界における水は多種多様な溶解物を含んでおり、蒸留水等の特殊な純水でない限り、電解質として鉄に作用し、無機質の溶解物だけではなく、腐食促進の媒体となるバクテリアも含んでいる。このような電解現象は、様々な場所、様々な様相で現れる。

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静電気災害の防止について

1.静電気の発生を少なくする方法

  • 摩擦を少なくする。
  • 接触する二つの物質を選択する。(抑制効果)
  • 導電性材料を使用する。(例えば、カーボンブラックの入ったゴムホースを使用する。)
  • 流速・速度の制限(ゆっくり流す等)
  • 除電材を使用する。(添加剤を使用する。)

2.静電気が蓄積しないようにする方法

  • 接地(アース)をとる。
  • 湿度を高くする。
  • 緩和時間をおいて放出中和させる。(静置する)
  • 帯電防止服、帯電防止靴を着用する。
  • 空気をイオン化する。

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