第4章 問 8. 事故事例

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問.8 次の事故事例を教訓とした今後の事故対策として、誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

「 移動タンク貯蔵所の運転手が、地下2階にある屋内タンク貯蔵所(容量1500㍑)に1000㍑の軽油を注入すべきところを誤って1500㍑の軽油を注入したため、タンク容量を超え、計量レベルゲージ(ワイヤー貫通部)から軽油が流出した。 」

  1. 注入するときは、発注側、受注側双方の立ち会いの下で行うこと。
  2. 注入するときは、最初に注入するタンクの残油量を確認してから行うこと。
  3. 発注側は、計器等の故障事故を発生させないため、日頃から施設の維持管理を徹底すること。
  4. 注入口付近には、当該貯蔵タンクの危険物の量を表示する装置を設けること。
  5. 運転手は、注入する危険物の量の確認は発注伝票により行い、危険物が流出する恐れのある屋内タンク貯蔵所を監視すること。下記の解説を確認しよう!

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「事故事例」問.8の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「事故事例」問.8の解説

  1. 正解:移動タンクをよく知っている危険物取扱者(発注側)と屋内タンクの構造、残量等をよく知っている受注側双方が立ち会うことは重要である。
  2. 正解:注文の際、残量の見間違い、注文量の聞き違い等々、数々の不確定要素が考えられるので、タンク残量をよく確認する。
  3. 正解:タンクの量を正確に把握する為覚知装置等定期的に点検しておく必要がある。
  4. 正解:移動タンクの危険物取扱者が移動タンクを離れ、わざわざ屋内タンク設置場所まで行かなくてもその付近で現在量が分かるようにしておく必要がある。
  5. 誤り:発注伝票だけでの確認では、数々の不確定要素が考えられ災害危険が増大する。また、運転手が屋内タンクの付近を監視していたのでは緊急時に移動タンクのバルブの閉鎖等に対処できない。

「5」が正解

当設問の解説

  • 双方が立ち会うことが原則であるから、運転手(危険物取扱者)は移動タンク及び注入口付近で注入状況を、受注者を屋内タンクの付近で流入状況を監視することが重要である。

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静電気災害の防止について

1.静電気の発生を少なくする方法

  • 摩擦を少なくする。
  • 接触する二つの物質を選択する。(抑制効果)
  • 導電性材料を使用する。(例えば、カーボンブラックの入ったゴムホースを使用する。)
  • 流速・速度の制限(ゆっくり流す等)
  • 除電材を使用する。(添加剤を使用する。)

2.静電気が蓄積しないようにする方法

  • 接地(アース)をとる。
  • 湿度を高くする。
  • 緩和時間をおいて放出中和させる。(静置する)
  • 帯電防止服、帯電防止靴を着用する。
  • 空気をイオン化する。

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