第5章 問 16. 第4類に共通する消火の方法
問.16 Q第4類の危険物の中には消火薬剤として泡を用いると、泡が消滅しやすいため、水溶性液体用の泡消火薬剤を使用しなければならないことがある。次のうち、該当するものはいくつあるか。 すぐに解答確認
ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
A「3」が正解
第4類に共通する消火方法 ここ重要
※ 水溶性の危険物に水溶性の泡消火薬剤を使用すると、せっかくできた泡が水溶性危険物に溶けて、潰れてしまう。水溶性の危険物には、耐アルコール泡(水溶性でない泡消火薬剤)を使用する。
・覚える必要がある主な水溶性、非水溶性の危険物
- | 水溶性の危険物 | 非水溶性の危険物 |
---|---|---|
特殊引火物 | アセトアルデヒド 酸化プロピレン |
二硫化炭素 ジエチルエーテル |
第1石油類 | アセトン ピリジン |
ガソリン ベンゼン トルエン 酢酸エチル メチルエチルケトン |
アルコール類 | メタノール エタノール プロピルアルコール |
なし |
第2石油類 | 酢酸 | 灯油 軽油 キシレン |
第3石油類 | エチレングリコール グリセリン |
重油 クレオソート油 アニリン ニトロベンゼン |
第4石油類 | なし | ギヤー油 シリンダー油 タービン油 マシン油 モーター油 |
動植物油類 | なし | アマニ油 |
合格率アップのポイント!
・第4類危険物の消火には、空気の供給を遮断する窒息消火、燃焼を化学的に抑制する抑制作用(負触媒作用)による消火が効果的である。
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