第5章 問 2. 第4類に共通する消火の方法

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問.2 第4類の危険物の中には、消火剤として泡を用いる場合、泡が消滅しやすいので、水溶性液体用の泡消火剤を使用しなければならないものがあるが、次のA~Eの危険物のうち該当するものはいくつあるか。 すぐに解答確認

  1. A.二硫化炭素
  2. B.アセトアルデヒド
  3. C.アセトン
  4. D.メタノール
  5. E.クレオソート油
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ下記の解説を確認しよう!
  4. 4つ
  5. 5つ

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危険物乙4の過去問(消火・性質)「第4類に共通する消火の方法」問.2の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「第4類に共通する消火の方法」問.2の解説

  1. 誤り
  2. 誤り
  3. 正解
  4. 誤り
  5. 誤り

「3」が正解

  • A.二硫化炭素 ⇒ 非水溶性危険物
  • B.アセトアルデヒド ⇒ 水溶性危険物
  • C.アセトン ⇒ 水溶性危険物
  • D.メタノール ⇒ 水溶性危険物
  • E.クレオソート油 ⇒ 非水溶性危険物

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  • 当設問のポイント 第4類の引火性液体(非水溶性の危険物が主体である)の火災に有効な消火剤(消火器)
    1. 霧状の強化液消火剤
    2. 泡消火剤
    3. ハロゲン化物消火剤
    4. 二酸化炭素消火剤
    5. 粉末消火剤

合格率アップのポイント!

  • 空気の供給を遮断するか、又は、燃焼を化学的に抑制して消火するのが基本である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 空気の供給を遮断する例として …
    泡消火剤で燃焼物を覆い窒息消火をする。
    二酸化炭素消火剤で燃焼物を覆い窒息消火をする。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 燃焼を化学的に抑制する例として …
    ハロゲン化物消火剤を燃焼物に放射して、燃焼反応を抑制して消火をする。
    粉末消火剤を燃焼物に放射して、燃焼反応を抑制して消火をする等。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • アルコール類、アセトン等の水溶性液体の消火には、水溶性液体用泡消火剤を使用する。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 一般の泡消火剤が、アルコール類等の水溶性液体の消火に使えない理由は?
    水が主成分の泡が、アセトン等の水溶性液体に溶けて消えるから。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 棒状の強化液消火剤は、第4類の危険物(非水溶性液体、水溶性液体)には使えない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)

・第4類危険物の消火には、空気の供給を遮断する窒息消火、燃焼を化学的に抑制する抑制作用(負触媒作用)による消火が効果的である。

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