第8章 問 11. 第3石油類、第4石油類、動植物油類、第4類全般
問.11 Q動植物油類について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認
第3石油類の比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!
ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
A「5」が正解
当設問の解説
※ ご参考までに … 動植物油類については、動物の脂肉等、又は、植物の種子若しくは果肉から抽出した液体で1気圧において引火点が250℃未満のものをいい、法令で定められている一定基準のタンク又は容器に常温で貯蔵・保管されているものは除かれます。
※ 動植物油類では
(1) 自然発火するのは乾性油(ぼろ布等にしみ込んだものは危険性を増す)
(2) 引火点は、200~250℃程度
この2点は確実に暗記しましょう。
※ ご参考までに … 比重が1より大きい危険物には、二硫化炭素(1.3)、酢酸(1.05)、グリセリン(1.3)等がある。しかし、実際の本試験では酢酸等が出題されることはほとんどないので、試験問題で水より重いと出題されれば二硫化炭素のみが「〇(重い)」となり、他はすべて「×(軽い)」になる可能性が高い。
当設問の解説
重油の性質 ここ暗記
・よく試験にでる!主な第3石油類の性質
品名 | 液比重 | 沸点[℃] | 引火点[℃] | 発火点[℃] | 燃焼範囲 [vol%] |
水溶性 |
---|---|---|---|---|---|---|
重油 | 0.9 ~1.0 |
300以上 | 60 ~150 |
250 ~380 |
- | × |
クレオソート油 | 1.0以上 | 200以上 | 74 | 336 | - | × |
グリセリン | 1.3 | 291 | 199 | 370 | - | 〇 |
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