第4章 問 9. 静電気

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問.9 液体危険物が静電気を帯電する条件について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 加圧された液体がノズルや亀裂等、断面積の小さい開口部から噴出するとき。
  2. 液体が液滴として空気中に放出されるとき。
  3. 導電率の低い液体が配管を流れるとき。
  4. 液体相互又は液体と粉体等とが混合・かくはんされたとき。
  5. 直射日光に長時間さらされたとき。下記の解説を確認しよう!

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「静電気」問.9の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「静電気」問.9の解説

  1. 正解
  2. 正解
  3. 正解
  4. 正解
  5. 誤り:静電気は、直射日光に長時間さらされただけでは帯電しない。

「5」が正解

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合格率アップのポイント!

  • 流速が速い ⇒ 静電気が発生する。
  • 流れが乱れる ⇒ 静電気が発生する。
  • 電気伝導性が大 ⇒ 静電気が発生しない。
  • ガソリン等(非水溶性) ⇒ 静電気が発生する。
  • 湿度が低い(乾燥した冬季) ⇒ 静電気が発生する。
  • 流体、粉体を攪拌する ⇒ 静電気が発生する。
  • 電気絶縁性が大 ⇒ 静電気が発生する。
  • アルコール等(水溶性) ⇒ 静電気が発生しない。

静電気の解説

  • 静電気が蓄積しても分解や電気分解作用は起こらない。また、発熱や蒸発したりしない。ガソリン等の危険物が直射日光に長時間さらされたとしても、静電気は発生しない。
  • 電気の不導体(不良導体)や絶縁体(=電気が流れないもの)を摩擦すると、その物体に静電気が発生し蓄積(帯電)する。
    静電気が蓄積すると火花放電を起こし点火源となる。

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