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危険物乙4のよくある質問集(FAQ)

危険物乙4「静電気」の勉強方法

危険物乙4「静電気」の勉強方法と覚えるべき内容は?

ここ重要 静電気で覚えるべき内容は、「静電気の発生と蓄積」「静電気の防止策」

静電気とは?

静電気とは?

  1. あなたも経験があると思いますが、セーターを脱いだときに「パチパチッ」と音がしたことはありませんか?これらは、衣服などに発生した「静電気」が原因で起こります。
  2. 静電気は、2つの物質を摩擦したときなどに、物質の表面に発生する電気です。物質に静電気がたまることを「帯電」といいます。

静電気は、一般に不良導体(電気を伝えにくい物質)ほど発生しやすくなりますが、電気の逃げ道がなければ良導体でも発生します。

また、液体でも帯電し、ガソリンがホースを流れるときや、タンク内の揺れによって帯電したりします。特に第4類危険物の石油類は、流動や動揺で静電気が発生しやすい性質があります。また、人体にも帯電します。

静電気が発生しただけでは火災にはなりませんが、帯電した静電気が何かのきっかけで放電されると、電気火花(スパーク)が発生し、引火や爆発につながる危険があります。

よく試験にでる!静電気について勉強しよう!

よく試験にでる!静電気の発生と蓄積

1.静電気の発生と蓄積 ここ重要

  • 1. 静電気は、固体、液体、気体、人体等に発生し帯電する。
  • 2. 不導体(不良導体)や絶縁体のほうが静電気が発生しやすい。電気の流れない物質に発生し帯電する。
  • 3. ガソリン等(非水溶性)は発生し、水溶性のアルコール等は発生しにくい。
  • 4. 湿度が低い(乾燥している冬季等)ほど静電気が発生しやすく、蓄積しやすい。
  • 5. テトロンやポリエステル等の合成繊維や毛糸は、木綿より静電気が発生しやすい。
  • 6. 流速が速い場合や流れが乱れると、静電気が発生しやすい。
  • 7. 静電気が蓄積すると火花放電して点火源となる。

2. 静電気の防止策

< 正しい防止策 > < 誤っている防止策 >
流速を遅くして防止する(加圧しない) 流速を早くして防止する
(余計に静電気が発生して危険である)
接地(アース)して防止する 絶縁して防止する(アース線を外すこと)
湿度を高くして防止する(梅雨や夏の状態) 湿度を下げて防止する(空気が乾燥した冬の状態で余計に危険である)

3. 静電気の発生と蓄積(帯電)を防ぐには?

  電気の流れ 静電気の発生 危険性
電気伝導性(大) 電気が流れやすい 発生しにくい 危険性はほとんどない
電気絶縁性(大) 電気が流れにくい 大量に発生する 火花放電して危険性が大きい

( 1 )電気伝導性

  1. 伝導性のものを使用する。(ガソリンスタンドの例)
    ⇒ 給油時に発生する静電気を、給油ホースを伝導性にしてアースし除去する。答えは(〇)

( 2 )電気絶縁性

  1. ガソリンスタンドの従業員は、帯電防止服、帯電防止靴を着用する。答えは(〇)
  2. 従業員の服や靴は、合成繊維の素材を使用する。答えは(×)
    ⇒ 合成繊維の素材は、絶縁性が大きく静電気が発生し帯電しやすい。

よく試験にでる!主な第4類危険物の物性値

「引火点、発火点」ともに低いものほど危険性は大きく、「燃焼範囲」は広いものほど危険性は大きい

- 引火点(℃) 発火点(℃) 沸点(℃) 燃焼範囲(vol%) 液比重
二硫化炭素 -30 90 46 1.0~50 1.26
ジエチルエーテル -45 160 35 1.9~36 0.7
アセトアルデヒド -39 175 20 4.0~60 0.8
酸化プロピレン -37 449 35 2.8~37 0.83
ガソリン -40 300 40~220 1.4~7.6 0.7~0.8
ベンゼン -11 498 80 1.2~8.0 0.88
トルエン 4 480 111 1.1~7.1 0.87
アセトン -20 465 57 2.2~13.0 0.79
メチルアルコール 11 385 65 6.0~36 0.79
エチルアルコール 13 363 78 3.3~19 0.79
灯油 40 220 145~270 1.1~6.0 0.8
軽油 45 220 170~370 1.0~6.0 0.85
重油 60~150 250~380 300 - 0.9~1.0

よく試験にでる!危険物の種類と代表的な物品

「法別表第1」は暗記しよう!

種類 性質 代表的な
物品
第1類 酸化性固体
(固体)
不燃性
硝酸塩類
塩素酸塩類
過マンガン酸塩類 など
第2類 可燃性固体
(固体)
可燃性
鉄粉
マグネシウム
金属粉
硫化りん
赤りん
硫黄 など
第3類 自然発火性物質及び
禁水性物質
(液体または固体)
可燃性(一部不燃性)
カリウム
ナトリウム
アルキルリチウム
黄りん など
第4類 引火性液体
(液体)
可燃性
特殊引火物
第1~4石油類
アルコール類 など
第5類 自己反応性物質
(液体または固体)
可燃性
有機過酸化物
硝酸エステル類
ニトロ化合物 など
第6類 酸化性液体
(液体)
不燃性
過酸化水素
過塩素酸
硝酸 など
種類 性質の概要
第1類 物質そのもの自体は不燃性だが、他の物質を強く酸化させる性質を有する固体である。可燃物と混合したとき、衝撃、熱、摩擦を加えることによって分解し、極めて激しい燃焼を起こさせる。
第2類 火炎によって着火しやすい固体。また比較的低温(40℃未満)で引火しやすい固体であり、引火しやすく、かつ、燃焼が速く消火することが困難である。
第3類 空気にさらされることにより自然発火するおそれがある。または水と接触して発火し若しくは可燃性ガスを発生する。
第4類 液体で引火性があり、蒸気を発生させ引火や爆発のおそれがある。
第5類 固体又は液体である。比較的低温度で加熱分解等の自己反応を起こし、爆発や多量の熱を発生させる。又は爆発的に反応が進行する。
第6類 物質そのもの自体は不燃性の液体であるが、他の物質を強く酸化させる性質をもつ。他の可燃物と混在すると燃焼を促進させる性質を有する。

第5類の危険物は、空気などから酸素の供給を受けなくても燃焼するのが大きな特徴である。

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