第7章 問 11. 第2石油類

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問.11 キシレンの性質として、次のうち誤っているものはいくつあるか。 すぐに解答確認

  1. (A) 3種類の異性体がある。
  2. (B) 水に溶けにくく、比重は1より小さい。
  3. (C) 常温(20℃)では淡黄色の液体である。
  4. (D) 塩素と激しく反応し、トリクロロベンゼンになる。
  5. (E) 常温(20℃)では引火しない。
  1. 1つ
  2. 2つ下記の解説を確認しよう!
  3. 3つ
  4. 4つ
  5. 5つ

物理・化学に次いで、性質の苦手な方は多いです。
ガソリンの比重、蒸気比重、引火点など大切な数値は繰り返し本試験で出題されている重要なものです。数値は必ず覚えて合格を目指しましょう!

危険物乙4「第2石油類(灯油、軽油、酢酸、キシレン、他)」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問(消火・性質)「第2石油類(灯油、軽油、酢酸、キシレン、他)」問.11の解説

ここ注意 「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(消火・性質)「第2石油類(灯油、軽油、酢酸、キシレン、他)」問.11の解説

  1. 誤り
  2. 正解
  3. 誤り
  4. 誤り
  5. 誤り

「2」が正解

  1. (A) オルト、メタ、パラの3種類の構造異性体があり、キシレンは第4類第2石油類のうち非水溶性液体で、別名キシロールといわれている。
  2. (B) 比重は約0.9である。
  3. (C) 無色で特有の臭気をもつ液体である。
  4. (D) キシレンがトリクロロベンゼンになるためには2個のメチル基が取れてしまうことが前提だが、塩素と混ぜただけでは起こらない。
  5. (E) 常温では引火しない。第2石油類の定義は、灯油、軽油のほか、1気圧において引火点が21℃以上70℃未満のものである。

・よく試験にでる!主な第2石油類の性質

品名 液比重 沸点[℃] 引火点[℃] 発火点[℃] 燃焼範囲
[vol%]
水溶性
灯油 約0.8 145
~270
40以上 220 1.1
~6.0
×
軽油 約0.85 170
~370
45以上 220 1.0
~6.0
×
酢酸 1.05 118 39 463 4.0
~19.9
キシレン 0.88 144 33 463 1.0
~6.0
×

・ご参考までに … 灯油、軽油等は常温で引火しないが、これは燃えるのに十分な蒸気が発生していないからで、加熱等により温度を引火点以上にすれば燃焼に十分な蒸気が発生するようになり、何らかの火源があれば引火する。

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最近の出題傾向は?

  • 灯油、軽油の発火点は、100℃より低い。⇒ こう出題されたら、答え(×)・灯油、軽油の発火点は、いずれも220℃であり100℃より高い。

合格率アップのポイント!

  • 灯油の引火点は、40℃以上。
    軽油の引火点は、45℃以上。
    酢酸の引火点は、39℃。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 第2石油類は水溶性と非水溶性のものがある。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • ガソリンの引火点は、-40℃以下である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • ガソリンの発火点は、約300℃である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 自然発火しやすいのは、アマニ油、キリ油等の動植物油の乾性油で、それ以外の第4類は、石油製品を含めて自然発火しない。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • 燃焼範囲は、おおむね1~8vol%である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
  • ガソリンは、種々の炭化水素の混合物である。 ⇒ こう出題されたら、答え(〇)
    ガソリンをはじめ石油製品は、すべて種々の炭化水素の混合物である。

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