第1章 問 24. 燃焼の基礎知識

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問.24 次の場合において、一般に可燃物の燃えやすい条件はどれか。 すぐに解答確認

  1. <発熱量>大きい <酸化されやすさ>されやすい <空気との接触面積>大きい
    <熱伝導率>小さい下記の解説を確認しよう!
  2. <発熱量>小さい <酸化されやすさ>されやすい <空気との接触面積>大きい
    <熱伝導率>大きい
  3. <発熱量>大きい <酸化されやすさ>されにくい <空気との接触面積>小さい
    <熱伝導率>小さい
  4. <発熱量>小さい <酸化されやすさ>されやすい <空気との接触面積>大きい
    <熱伝導率>小さい
  5. <発熱量>大きい <酸化されやすさ>されにくい <空気との接触面積>小さい
    <熱伝導率>大きい

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危険物乙4「燃焼の仕方、燃焼の難易」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問(物理・化学)「燃焼の基礎知識」問.24の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「燃焼の基礎知識」問.24の解説

  1. 正解
  2. 誤り
  3. 誤り
  4. 誤り
  5. 誤り

「1」が正解

当設問の解説

1.燃焼しやすい条件

  • 1. 酸化されやすいものほど燃えやすい
    ・マグネシウム、アルミニウム → 酸化されやすく燃えやすい。
    ・金、白金 → 酸化されにくく燃えない。
  • 2. 空気との接触面積が大きいものほど燃えやすい
    ・丸太に比べて細く割った薪や霧状の液体は、空気との接触面積が大きくなり燃えやすい。
  • 3. 熱伝導率が小さいものほど燃えやすい
    ・熱伝導率が小さい → 熱が伝わりにくいので、加熱された部分の温度が上がり燃えやすくなる。
    ・熱伝導率が大きい → 熱が伝わりやすいので、加熱部分の熱が逃げて温度が上がりにくく燃えない。
  • 4. 発熱量(燃焼熱)が大きいものや、周囲の温度が高いものほど燃えやすい。
  • 5. 乾燥している(水分の含有量が少ない)ものほど燃えやすい。
    ・乾燥度が高い冬は、湿度が低く火災が起こりやすい。
  • 6. 沸点が低い(蒸発しやすい=揮発しやすい)ものほど危険である。
    ・灯油より沸点の低いガソリンは、蒸発しやすく危険である。
  • 7. 固体の可燃物は細かく砕くと燃えやすくなる。
    ・細かく砕いた金属(アルミニウム粉等第2類の危険物)は、空気との接触面積が大きくなるのと、見かけ上の熱伝導率が小さくなり燃えやすい。
  • 8. 可燃性液体は、噴霧状(霧状)にすると燃えやすくなる。
    ・液体も霧状にすると、空気との接触面積が大きくなり燃えやすくなる。
  • 9. 酸素濃度が高くなれば、固体、液体、気体の全てにおいて燃焼は激しくなる。
    ・約21%ある空気中の酸素濃度を高く(濃く)すると、燃焼は激しくなり危険性が増す。逆に14~15%に薄くすると燃焼は継続しなくなり消火できる。

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燃焼のポイント

1. 燃焼しにくい条件
ハロゲン元素の燃焼への影響 → ハロゲン元素のうちフッ素や臭素は、消火器の薬剤として使われており、空気に混合させれば燃焼しにくくなる。

2. 燃焼の難易に関係しない事項
2-1. 気化熱:液体では水の気化熱(蒸発熱)が大きいが、燃焼の難易に関係がない。
2-2. 体膨張率:体膨張率の大小は、燃焼の難易に関係ない。

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