第2章 問 14. 引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性

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問.14 次のうち正しいものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 可燃性液体は、燃焼範囲の下限界の値が大きく、その範囲が狭いものほど危険性が高い。
  2. 可燃性液体が燃焼範囲の下限界の濃度の蒸気を発生するときの最低の液温を引火点という。下記の解説を確認しよう!
  3. 可燃性液体が燃焼範囲の上限界の濃度の蒸気を発生するときの液温を発火点という。
  4. ガソリンや灯油等が完全燃焼すると一酸化炭素と水素を生じる。
  5. 一般に酸化反応のすべてを燃焼という。

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.14の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.14の解説

  1. 誤り:燃焼範囲の下限値が小さく、その範囲の幅が大きい物質ほど、危険性が高い。
  2. 正解:「引火点」とは、可燃性液体が、その液面上に燃焼範囲の下限値濃度の蒸気を発生する最低の液温のことをいう。ここ重要
  3. 誤り:可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。
  4. 誤り:ガソリンや灯油は、炭化水素(化合物)の集まり(混合物)である。よって、これが完全燃焼すると二酸化炭素と水(水蒸気)を生ずる。
  5. 誤り:酸化反応のうち、発熱発光を伴う激しい酸化反応を「燃焼」という。

「2」が正解

当設問の解説

・燃焼範囲による危険性の判断

  • 燃焼範囲の下限値が小さく、その範囲の幅が大きい物質ほど、危険性が高い。ここ重要

・燃焼範囲の下限値と引火点との関係

  • 引火点とは、可燃性液体が、その液面上に燃焼範囲の下限値濃度の蒸気を発生する最低の液温のことをいう。ここ重要

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自然発火について

空気中で常温の状態にある物質が、加熱しないのに自然に発熱し、その熱が長時間蓄積されて発火点に達し、燃焼を起こす現象を「自然発火」といいます。

発熱の原因には、分解熱(セルロイドなど)、酸化熱(石炭など)、微生物による発熱(堆肥など)などがあります。

引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ重要

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。
引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

・ガソリン ⇒ -40℃以下なので、危険性が大きい。
・灯油40℃以上 ⇒ ガソリンに比べて危険性が小さい。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ重要

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
・ガソリンの発火点は約300℃、引火点は-40℃以下

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