危険物乙4の過去問を100問以上掲載中!
危険物乙4のよくある質問集(FAQ)

危険物乙4「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」の勉強方法

危険物乙4「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」の勉強方法

基礎的な物理及び基礎的な化学の「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性

過去の出題率は100%」と物理・化学の中でも特に高い出題傾向になっています。

引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性に関して「覚えるべき内容を把握」しよう!

危険物乙4「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」の勉強方法と覚えるべき内容は?

ここ重要 引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性で覚えるべき内容は、「引火点と発火点の違い」「燃焼範囲・物質の危険性について」「主な第4類危険物の物性値」

引火点・発火点とは?

引火点とは?

  1. 可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ暗記
  2. ※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。引火点は物質によって異なり、引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。
  3. 例えば …
    1. ガソリンは -40℃以下なので、危険性が大きい
    2. 灯油40℃以上なので、ガソリンに比べて危険性が小さい。

発火点とは?

  1. 可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ暗記
  2. 引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。
  3. ※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
    1. (例)ガソリンの発火点は約300℃で、引火点は-40℃以下

よく試験にでる!燃焼範囲・物質の危険性について

燃焼範囲・物質の危険性とは?

よく試験にでる!燃焼範囲・物質の危険性

1.燃焼範囲 ここ重要

  • 1. ガソリンなどの可燃性の液体は、液体表面から発生する蒸気が薄いと引火しませんが、反対にあまり蒸気が濃くても引火できません。
  • 2. 蒸気と空気との混合の割合が、一定の範囲にあるときだけ、点火すると燃えはじめます。このときの空気中の蒸気濃度の範囲を「燃焼範囲」といいます。例えば、ガソリンの燃焼範囲は、1.4~7.6%です。(単位には「vol%」が使われます)蒸気濃度がそれより濃くても薄くても、ガソリンは引火しません。
  • 3. 蒸気濃度[vol%] = 蒸気の量[㍑] ÷( 空気の量[㍑] + 蒸気の量[㍑] )× 100で求めることができる。
  • 4. また、燃焼範囲の下限値は、液体温度が引火点に達したときの蒸気濃度です。この値が低い物質ほど、少ない蒸気で引火しやすくなります。

2.危険性を比較する数値 ここ重要

一般に、引火点や発火点は低いものほど危険性が高く、燃焼範囲は広いほど危険性が高いといえます。このほか、次のような数値も物質の危険性を比較するときの目安になります。

数値が大きいほど危険

  • 燃焼範囲
  • 燃焼速度
  • 蒸気圧
  • 燃焼熱
  • 火炎伝播(かえんでんぱ)速度

数値が小さいほど危険

  • 引火点
  • 発火点
  • 燃焼範囲の下限値
  • 最小着火エネルギー
  • 電気伝導度
  • 沸点
  • 比熱

よく試験にでる!主な第4類危険物の物性値

「引火点、発火点」ともに低いものほど危険性は大きく、「燃焼範囲」は広いものほど危険性は大きい

- 引火点(℃) 発火点(℃) 沸点(℃) 燃焼範囲(vol%) 液比重
二硫化炭素 -30 90 46 1.0~50 1.26
ジエチルエーテル -45 160 35 1.9~36 0.7
アセトアルデヒド -39 175 20 4.0~60 0.8
酸化プロピレン -37 449 35 2.8~37 0.83
ガソリン -40 300 40~220 1.4~7.6 0.7~0.8
ベンゼン -11 498 80 1.2~8.0 0.88
トルエン 4 480 111 1.1~7.1 0.87
アセトン -20 465 57 2.2~13.0 0.79
メチルアルコール 11 385 65 6.0~36 0.79
エチルアルコール 13 363 78 3.3~19 0.79
灯油 40 220 145~270 1.1~6.0 0.8
軽油 45 220 170~370 1.0~6.0 0.85
重油 60~150 250~380 300 - 0.9~1.0

よく試験にでる!危険物の種類と代表的な物品

「法別表第1」は暗記しよう!

種類 性質 代表的な
物品
第1類 酸化性固体
(固体)
不燃性
硝酸塩類
塩素酸塩類
過マンガン酸塩類 など
第2類 可燃性固体
(固体)
可燃性
鉄粉
マグネシウム
金属粉
硫化りん
赤りん
硫黄 など
第3類 自然発火性物質及び
禁水性物質
(液体または固体)
可燃性(一部不燃性)
カリウム
ナトリウム
アルキルリチウム
黄りん など
第4類 引火性液体
(液体)
可燃性
特殊引火物
第1~4石油類
アルコール類 など
第5類 自己反応性物質
(液体または固体)
可燃性
有機過酸化物
硝酸エステル類
ニトロ化合物 など
第6類 酸化性液体
(液体)
不燃性
過酸化水素
過塩素酸
硝酸 など
種類 性質の概要
第1類 物質そのもの自体は不燃性だが、他の物質を強く酸化させる性質を有する固体である。可燃物と混合したとき、衝撃、熱、摩擦を加えることによって分解し、極めて激しい燃焼を起こさせる。
第2類 火炎によって着火しやすい固体。また比較的低温(40℃未満)で引火しやすい固体であり、引火しやすく、かつ、燃焼が速く消火することが困難である。
第3類 空気にさらされることにより自然発火するおそれがある。または水と接触して発火し若しくは可燃性ガスを発生する。
第4類 液体で引火性があり、蒸気を発生させ引火や爆発のおそれがある。
第5類 固体又は液体である。比較的低温度で加熱分解等の自己反応を起こし、爆発や多量の熱を発生させる。又は爆発的に反応が進行する。
第6類 物質そのもの自体は不燃性の液体であるが、他の物質を強く酸化させる性質をもつ。他の可燃物と混在すると燃焼を促進させる性質を有する。

第5類の危険物は、空気などから酸素の供給を受けなくても燃焼するのが大きな特徴である。

危険物乙4+(plus) 合格に必要なカテゴリー

危険物乙4の2018年度の合格率は「39.0%」と国家資格の中では比較的高い合格率になっています。そんな危険物乙4を取得するとどんなメリットがあるのか?また勉強方法はどうすれば?参考書は?などなど、これから本試験にチャレンジする人なら当然気になりますよね。当サイト危険物乙4+(plus)では、合格に必要な記事に訪問者がすぐに到達できるようにカテゴリー別に記事を書いています。ぜひご覧ください。