第2章 問 2. 引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性
問.2 Q引火及び発火等の説明について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認
ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
A「4」が正解
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引火点について
可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。
蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ重要
※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。
引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。
・ガソリン ⇒ -40℃以下なので、危険性が大きい。
・灯油40℃以上 ⇒ ガソリンに比べて危険性が小さい。
発火点について
可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ重要
引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。
※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
・ガソリンの発火点は約300℃、引火点は-40℃以下
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