第2章 問 3. 引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性

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問.3 次の燃焼範囲のガソリンを100㍑の空気と混合させ、その均一な混合気体に点火したとき、燃焼可能なガソリンの蒸気量として正しい組み合わせはどれか。
下限値 … 1.3vol%
上限値 … 7.1vol% すぐに解答確認

  • A = 1㍑
  • B = 3㍑
  • C = 5㍑
  • D = 10㍑
  • E = 20㍑
  1. AとB
  2. AとE
  3. BとC下記の解説を確認しよう!
  4. CとD
  5. DとE

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.3の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.3の解説

燃焼範囲の計算式を使って計算する。
蒸気濃度[vol%] = 蒸気の量[㍑] ÷( 空気の量[㍑] + 蒸気の量[㍑] )× 100で求めることができる。
実際計算してみると …

  • A = 1㍑なので、1÷(100+1)×100 = 1÷101×100 = 0.99vol%
  • B = 3㍑なので、3÷(100+3)×100 = 3÷103×100 = 2.91vol%
  • C = 5㍑なので、5÷(100+5)×100 = 5÷105×100 = 4.76vol%
  • D = 10㍑なので、10÷(100+10)×100 = 10÷110×100 = 9.09vol%
  • E = 20㍑なので、20÷(100+20)×100 = 20÷120×100 = 16.67vol%

結果、燃焼範囲は1.3~7.1vol%なので、B、C項が燃焼する。

  1. 誤り
  2. 誤り
  3. 正解はB・C
  4. 誤り
  5. 誤り

「3」が正解

危険物乙4「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」の勉強方法はこちら 

引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ重要

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。
引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

・ガソリン ⇒ -40℃以下なので、危険性が大きい。
・灯油40℃以上 ⇒ ガソリンに比べて危険性が小さい。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ重要

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
・ガソリンの発火点は約300℃、引火点は-40℃以下

危険物乙4の過去問「燃焼の基礎知識」

危険物乙4の過去問「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」

危険物乙4の過去問「消火の基礎知識」

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