危険物乙4の過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.7の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.7の解説

  1. 正解:最小着火エネルギーとは、着火爆発を起こしうる着火源の最小のエネルギーをいう。この値が小さいものほど少ないエネルギーで着火するので、危険性が高くなる。
  2. 誤り:燃焼速度と同じ。可燃性蒸気(気体)と空気の混合気に点火すると、火炎はまだ燃えていない部分に移って(伝播して)いく。この火炎が移っていく速度が火炎伝播速度(かえんでんぱそくど)であり、大きいほど危険性が高い。
  3. 誤り:燃焼熱が大きいものは燃焼時の放出熱量が多いため、周囲の温度上昇を促進し、燃焼が継続・拡大しやすい。
  4. 誤り:液体と蒸気とが平衡(へいこう)に共存するときの蒸気の示す圧力を飽和蒸気圧(蒸気圧)という。蒸気圧は温度の上昇に伴い大きくなる。蒸気圧が高い危険物は蒸発(揮発)しやすいので危険性が高くなる。
  5. 誤り:燃焼範囲(爆発範囲)の下限が小さく範囲の幅が大きい(広い)物質ほど燃焼(爆発)の危険性が高い。

「1」が正解

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引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ重要

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。
引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

・ガソリン ⇒ -40℃以下なので、危険性が大きい。
・灯油40℃以上 ⇒ ガソリンに比べて危険性が小さい。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ重要

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
・ガソリンの発火点は約300℃、引火点は-40℃以下

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