第3章 問 12. 消火の基礎知識
問.12 Q二酸化炭素消火剤に関する記述で、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認
ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。
A「5」が正解
当設問の解説
二酸化炭素は無色、無臭の気体で、常温では化学的に安定しており、不燃性の物質である。また、水に溶け、空気よりも重い。常温でも加圧すると液化し、弱い酸性を示す。人体に対して毒性はないが、多量に吸い込むと窒息する。また、二酸化炭素は気体であるため、気体に帯電することはない。ここ重要
ご参考までに … 二酸化炭素消火器の適応火災は油火災で、放射された二酸化炭素の窒息作用と、蒸発するときの蒸発熱の冷却作用により消火することができる。
消火の三要素
燃焼の三要素には、1.可燃物、2.酸素供給体、3.点火源があり、この3つが揃ってはじめて燃焼がはじまります。3つの要素のどれかを取り除くのが、消火の基本となります。
1. 可燃物を取り除く ⇒ 除去効果
2. 酸素供給体を取り除く ⇒ 窒息効果
3. 点火源を取り除く ⇒ 冷却効果
これを「消火の3要素」といいます。なお、この3つに「負触媒効果」を入れて、消火の4要素ということもあります。ここ重要
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