第4章 問 4. 静電気

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問.4 物質の摩擦時における静電気発生の防止及び抑制は、材料の特性、性能及び工程上の制約等から現実的には困難な場合が多いが、一般的な対策として正しい組み合わせはどれか。 すぐに解答確認

  • A.接触面積を大きくする。
  • B.接触する回数を減らす。
  • C.接触圧力を低くする。
  • D.接触状態にあるものを急激にはがす。
  1. AB
  2. BC下記の解説を確認しよう!
  3. CD
  4. AD
  5. BD

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「静電気」問.4の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「静電気」問.4の解説

  1. 誤り
  2. 正解
  3. 誤り
  4. 誤り
  5. 誤り

「2」が正解

  • A.接触面積を大きくすると摩擦が増えるので、静電気の発生は多くなる。
  • B.接触する回数を減らすと摩擦が減るので、静電気の発生は少なくなる。
  • C.接触圧力を低くすると摩擦が減るので、静電気の発生は少なくなる。
  • D.接触状態にあるものを急激にはがすと、接触帯電により静電気が増大する。

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合格率アップのポイント!

  • 流速が速い ⇒ 静電気が発生する。
  • 流れが乱れる ⇒ 静電気が発生する。
  • 電気伝導性が大 ⇒ 静電気が発生しない。
  • ガソリン等(非水溶性) ⇒ 静電気が発生する。
  • 湿度が低い(乾燥した冬季) ⇒ 静電気が発生する。
  • 流体、粉体を攪拌する ⇒ 静電気が発生する。
  • 電気絶縁性が大 ⇒ 静電気が発生する。
  • アルコール等(水溶性) ⇒ 静電気が発生しない。

静電気の解説

  • 静電気が蓄積しても分解や電気分解作用は起こらない。また、発熱や蒸発したりしない。ガソリン等の危険物が直射日光に長時間さらされたとしても、静電気は発生しない。
  • 電気の不導体(不良導体)や絶縁体(=電気が流れないもの)を摩擦すると、その物体に静電気が発生し蓄積(帯電)する。
    静電気が蓄積すると火花放電を起こし点火源となる。

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