第6章 問 7. 物理変化・化学変化

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問.7 次のうち正しいものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 分子式が同一なものは、物質の性質も同じである。
  2. 黄りんと赤りんは同素体であるから、化学的性質は全く同じである。
  3. 比重が同じである物質は、その性質も同じである。
  4. 比重が同じである物質は、同体積の質量が同じである。下記の解説を確認しよう!
  5. 沸点が同じであれば、必ず同一物質である。

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「物理変化・化学変化」問.7の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「物理変化・化学変化」問.7の解説

  1. 誤り:分子式が同じでも、その構造(式)が異なれば性質も当然異なる。
  2. 誤り:同素体の (例) ≪ 黄りんと赤りん、木炭とダイヤモンド
  3. 誤り:比重が同じでも性質が同じとはいえない。
  4. 正解:比重とは、同体積(4℃、1気圧のとき)の水と比較した物質の質量をいう。
  5. 誤り:砂糖水や食塩水などのように、不揮発性の物質が溶けている場合には、沸点は100℃よりも高くなる。このように混合物は、混合の割合によって沸点が変わる。よって異なる物質でも、沸点が同じになることがある。

「4」が正解

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物質の種類について

  • 物質を構成元素によって分類すると、純物質と混合物に大きく分けることができます。また、純物質は単体と化合物に分かれます。
  • 1種類の元素だけでできた物質: 例)酸素、鉄、金など
  • 2種類以上の元素が化学的に結合してできた物質: 例)水、二酸化炭素、硫酸、アルコールなど
  • 単体や化合物がさまざまな割合で混じり合った物質: 例)空気、土、海水、ガソリン、灯油、重油など

同素体と異性体について

  • 構成元素が同じで、原子の結合の仕方が違うために化学的物質が異なる単体の物質を「同素体」といいます。また、分子式は同じで、化学構造が違うために化学的性質が異なる化合物を「異性体」といいます。

合格率アップのポイント!

1.物理変化

※ 形や大きさが変化するだけで、本質は変化しない。(元に戻りやすい変化)

  • 1. 物質の三態の変化 ⇒ 氷が融けて水になる。ドライアイスが昇華する。
  • 2. 原油を蒸留してガソリンや灯油、軽油を造る。
  • 3. ガソリンが流動して静電気が発生した。
  • 4. ニクロム線に電気を通じると赤熱する。
  • 5. 弾性限界までバネが伸びきった。

2.化学変化

※ 性質の異なる全く別な物質になること。(元に戻りにくい変化)

  • 1. 木炭が燃焼して二酸化炭素ができた(化合、酸化、燃焼)
  • 2. ガソリンやアルコール等が燃焼して、二酸化炭素と水蒸気(水)が発生した(化合、酸化、燃焼)
  • 3. 鉄が空気中で錆びて、ぼろぼろになる(化合、酸化)
  • 4. 酸化第二銅を水素気流中で熱すると、金属銅が得られる(還元)
  • 5. 乾性油が空気中で徐々に硬化した(化合、酸化)
  • 6. 塩酸と亜鉛を接触させたら水素が発生した(化合)

3.混合物と同素体

  • 混合物:空気、食塩水、海水、ガソリン及び灯油等の石油製品 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 同素体:酸素とオゾン、黄りんと赤りん、黒鉛とダイヤモンド、単斜硫黄と斜方硫黄 ⇒ こう出題されたら、正解

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