第7章 問 3. 金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物

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問.3 地下配管が腐食して危険物が漏れる事故が増えている。
金属配管を地中に埋設すると電気化学的に腐食するが、この腐食を防ぐ方法として、より腐食しやすい金属と接続する方法がある。
配管が鉄製の場合、腐食しやすい金属は次のうちいくつあるか。 すぐに解答確認

  1. ニッケル
  2. マグネシウム
  3. 亜鉛
  4. アルミニウム
  5. すず
  1. 2つ
  2. 3つ下記の解説を確認しよう!
  3. 4つ
  4. 5つ
  5. 6つ

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物」問.3の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物」問.3の解説

  1. 誤り
  2. 正解
  3. 誤り
  4. 誤り
  5. 誤り

「2」が正解

ニッケル ・ マグネシウム ・ 銅 ・ 亜鉛アルミニウム ・ すず

当設問のポイント

  • 金属配管が鉄製の場合に腐食を防ぐ効果のあるものは、鉄よりもイオン化傾向の大きい金属(アルミニウム等)を接続して地中に埋めることである。鉄の腐食を防ぐために接続する金属は「 マグネシウム、アルミニウム、亜鉛 」と覚えましょう。
  • 一般に金属は、熱の良導体であるため熱が蓄積されにくく、酸化が表面で止まって内部までは及ばず、火災危険の対象とされていない。しかし、金属が粉末状になると、表面積が増大し、熱伝導率が小さくなるなどの理由から、燃焼しやすくなる。ここ重要

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合格率アップのポイント!

  • 金属:金属は燃焼しない。 ⇒ こう出題されたら、不正解(※ ナトリウム、マグネシウムや微粉状のアルミニウム、亜鉛等は燃焼する。
  • 金属配管の腐食防止策(1):鋼鉄の配管に、イオン化傾向の大きい金属を接続する。 ⇒ こう出題されたら、正解(※ 覚える ⇒ 接続する金属は、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛)
  • 金属配管の腐食防止策(2):コンクリートで配管を覆った。エポキシ樹脂で被覆した。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 金属配管の腐食防止策(3):土壌中とコンクリートにまたがって埋設する。 ⇒ こう出題されたら、不正解(土質の異なるところにまたがって埋設は、すべてダメ)
  • 金属配管の腐食防止策(4):水中で鉄と銅が接触していると、鉄の腐食は防止される。 ⇒ こう出題されたら、不正解(銅のイオン化傾向は鉄より小さいので、鉄が腐食する)
  • 有機化合物の性質(1):一般に不燃性。水に溶けるものが多い。※ 下記の有機化合物の特性を参照してください。 ⇒ こう出題されたら、不正解
  • 有機化合物の性質(2):融点、沸点の高いものが多い(融点、沸点の高いものは固体であり、低いものは液体である) ⇒ こう出題されたら、不正解

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