危険物乙4の過去問(物理・化学)「金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物」問.6の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物」問.6の解説

  1. 誤り
  2. 誤り
  3. 正解
  4. 誤り
  5. 誤り

「3」が正解

当設問の解説

・金属の腐食が進みやすい環境 ここ重要

  • 温度、湿度の変化が大きいと湿気が発生しやすくなり、水分により腐食が進む。
  • 酸性の強い環境では、酸により腐食する。
  • 強アルカリでないアルカリ性溶液中で腐食する。
  • 塩分(塩化物イオン)が多いと腐食が進行する。
  • 異なった金属が接触すると、組合せによっては腐食が促進される。
  • 迷走電流が流れている土壌中等で腐食が進行する。

・金属の腐食の影響を受けやすい場所 ここ重要

  • 酸素が溶けている水分が存在する場所
  • 酸性の強い土中などの場所
  • 乾燥した土と湿った土など違う土質の場所
  • コンクリートと土壌を貫通している場所
  • コンクリート内で中性化が進んだ場所
  • 限度以上の塩分が存在する場所
  • 異種金属が接触(接続)する場所
  • 直流電気鉄道の近くの場所

※ 腐食は、金属と周囲の土壌との境界面で化学的又は電気化学的作用によって起こる現象である。

危険物乙4「金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物」の勉強方法はこちら 

金属の性質

ほとんどの金属は比重が1より大きく、水に沈みますが、ナトリウムやカリウムは水に浮きます。

イオン化傾向(陽イオンになりやすい性質)は金属によって異なり、鉄は銅より大きくなります。

  • 1. 金属光沢がある。
  • 2. 熱や電気をよく伝える。
  • 3. ほとんどの金属は、常温で固体である。(例外:水銀)
  • 4. 一般に融点は高い。
  • 5. ほとんどの金属は比重が1より大きく、水より重い。ただし、カリウムやナトリウムは比重が1よりも小さく、水よりも軽い。
  • 6. 水に入れると電子を失い、陽イオンになる。

なお、金属のうち、比重が4より大きいものを「重金属」、小さいものを「軽金属」といいます。

合格率アップのポイント!

  • 金属:金属は燃焼しない。 ⇒ こう出題されたら、不正解(※ ナトリウム、マグネシウムや微粉状のアルミニウム、亜鉛等は燃焼する。
  • 金属配管の腐食防止策(1):鋼鉄の配管に、イオン化傾向の大きい金属を接続する。 ⇒ こう出題されたら、正解(※ 覚える ⇒ 接続する金属は、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛)
  • 金属配管の腐食防止策(2):コンクリートで配管を覆った。エポキシ樹脂で被覆した。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 金属配管の腐食防止策(3):土壌中とコンクリートにまたがって埋設する。 ⇒ こう出題されたら、不正解(土質の異なるところにまたがって埋設は、すべてダメ)
  • 金属配管の腐食防止策(4):水中で鉄と銅が接触していると、鉄の腐食は防止される。 ⇒ こう出題されたら、不正解(銅のイオン化傾向は鉄より小さいので、鉄が腐食する)
  • 有機化合物の性質(1):一般に不燃性。水に溶けるものが多い。※ 下記の有機化合物の特性を参照してください。 ⇒ こう出題されたら、不正解
  • 有機化合物の性質(2):融点、沸点の高いものが多い(融点、沸点の高いものは固体であり、低いものは液体である) ⇒ こう出題されたら、不正解

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