危険物乙4の過去問(物理・化学)「酸・塩基、酸化と還元、酸化剤・還元剤」問.9の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

合格のポイント

  1. 水に溶かすと水素イオンを出すものを酸、水酸化物イオンを出すものを塩基といいます。
  2. 酸と塩基を混ぜると、中和反応により水と塩(えん)ができます。
  3. pH0~7未満を酸性、pH7を中性、pH7超~14をアルカリ性といいます。
  4. 物質が酸素と化合すること(または、水素を失うこと)を酸化といいます。
  5. 物質が酸素を失うこと(または、水素と化合すること)を還元といいます。
  6. 酸化と還元は同時に起こります。

過去問(物理・化学)「酸・塩基、酸化と還元、酸化剤・還元剤」問.9の解説

  1. 誤り:水 ⇒ 水蒸気 … 蒸発
  2. 誤り:黄りん ⇒ 赤りん … 加熱変化
  3. 正解:一酸化炭素 ⇒ 二酸化炭素 … 酸化
  4. 誤り:二酸化炭素 ⇒ 一酸化炭素 … 還元
  5. 誤り:濃硫酸 ⇒ 希硫酸 … 希釈

「3」が正解

当設問の解説

  • 物質が酸素と化合することを酸化といい、酸素を失うことを還元という。

危険物乙4「酸・塩基、酸化と還元、酸化剤・還元剤」の勉強方法はこちら 

合格率アップのポイント!

  • 酸の性質:青色リトマス紙を赤変させる。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 酸化とは:物質が酸素と化合すること。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 酸化とは:水素化合物が水素を失うこと。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 酸化反応:燃える・錆びるは、すべて酸化反応である。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 還元:酸化物が酸素を失うこと。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 還元:物質が水素と化合すること。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 還元反応:二酸化炭素 ⇒ 一酸化炭素。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 酸化と還元の同時性:酸素と還元は必ず同時に起こる。 ⇒ こう出題されたら、正解

酸化と還元

物質が酸素と化合することを「酸化」といいます。例えば鉄が錆びるのは、鉄の表面が空気中の酸素と化合して、酸化鉄(さび)になるためです。

酸化によってできた物質を「酸化物」といいます。

物質によっては酸化が急激に進行して、そのときに発熱と発光が起こる場合があります。

このことを特に「燃焼」といいます。

酸化の逆で、酸化物が酸素を失うことは「還元」といいます。

二酸化炭素が、熱せられた炭素に触れて一酸化炭素になったり、酸化鉄を炭素と混ぜて鉄に戻したりするのが、還元の例です。

一般に化学反応では、酸化と還元は必ず同時に起こります

ある物質が酸素を得たなら、酸素を失った物質も必ずあるからです。

酸化剤と還元剤

他の物質を酸化させる物質を「酸化剤」といい、逆に他の物質を還元させる物質を「還元剤」といいます。

1.酸化剤

  1. 他の物質と反応して、相手を酸化させる。
  2. 酸素を含んだ物質で、相手の物質に酸素を与え、自分自身は還元される。
  3. 酸素、塩素酸カリウム、過酸化水素など。

2.還元剤

  1. 他の物質と反応して、相手を還元させる。
  2. 相手の物質から酸素を奪い、自分自身は酸化される。
  3. 水素、一酸化炭素、ナトリウムなど。

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