第1章 問 11. 燃焼の基礎知識

前の問題  次の問題

問.11 次の物質のうち、蒸発燃焼をするものはいくつあるか。 すぐに解答確認

  1. 水素
  2. ベンゼン
  3. コークス
  4. 重油
  5. セルロイド
  6. ナフタリン
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ下記の解説を確認しよう!
  4. 4つ
  5. 5つ

危険物乙4「燃焼の基礎知識」の勉強方法はこちら 

危険物乙4「燃焼の仕方、燃焼の難易」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問(物理・化学)「燃焼の基礎知識」問.11の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「燃焼の基礎知識」問.11の解説

  1. 誤り
  2. 誤り
  3. 正解
  4. 誤り
  5. 誤り

「3」が正解

当設問の解説

  • ベンゼン、重油、ナフタリンが蒸発燃焼、コークスは表面燃焼、セルロイドは分解燃焼、水素は可燃性の気体である。
  • 気体の燃焼は拡散燃焼と予混合燃焼、液体の燃焼は蒸発燃焼、固体の燃焼は表面燃焼・分解燃焼・蒸発燃焼・自己燃焼に分けることができる。

危険物乙4「燃焼の基礎知識」の勉強方法はこちら 

危険物乙4「燃焼の仕方、燃焼の難易」の勉強方法はこちら 

燃焼の種類 燃焼の仕組み
ここ暗記
代表的な品名
ここ暗記
表面燃焼 表面で熱分解や蒸発を起こさずに、高温を保ち酸素と反応して燃焼する仕組み 木炭、コークス
分解燃焼 可燃物が加熱することで分解し、発生する可燃性ガスが燃焼する仕組み 石炭、紙、木材、繊維、プラスチック
蒸発燃焼 固体を熱したときに、熱分解を起こさず、そのままで蒸気が燃焼する仕組み ナフタリン、硫黄、アセトン、アセトアルデヒド、ガソリン、重油
自己燃焼
(内部燃焼)
可燃物自体が酸素を含んでおり、自己反応によって燃焼する仕組み セルロイド(第5類危険物)、ニトロセルロース

危険物乙4の過去問「燃焼の基礎知識」

危険物乙4の過去問「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」

危険物乙4の過去問「消火の基礎知識」

危険物乙4の過去問「静電気」

危険物乙4の過去問「物質の三態」

危険物乙4の過去問「物理変化・化学変化」

危険物乙4の過去問「金属・イオン化傾向・腐食、有機化合物」

危険物乙4の過去問「酸・塩基、酸化と還元、酸化剤・還元剤」

危険物乙4の過去問「比熱・熱とその特性、熱の移動・熱伝導率・熱膨張」

無料で危険物乙4の資料がもらえます⇒ユーキャンの案内資料のご請求(登録2,3分・営業電話なし)