危険物乙4の過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.10の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.10の解説

  1. 誤り:可燃性蒸気が燃焼下限界に達したときの液温を引火点という。
  2. 正解:発火点とは、火源がなくても自ら発火するときの可燃物の最低温度である。
  3. 誤り:燃焼範囲とは、可燃性物質が空気中で燃焼するときの濃度範囲であり、可燃性ガスの空気と可燃性ガスとの混合気体に対する容積百分率で表す。
  4. 誤り:液体の表面から液体が気化することを蒸発といい、蒸発は一定の温度においてのみ起こるわけではない。
  5. 誤り:燃焼が継続しはじめるのは、引火点よりわずかに高い温度からであり、この燃焼が継続しはじめる温度を燃焼点という。また、燃焼点とは、液体の物品が引火したのち5秒間燃焼を継続する最低の温度である。一般には引火点から10℃程度高いものが多い。

「2」が正解

当設問の解説

その他、燃焼に関して覚えておく必要がある言葉は、以下のとおりである。ここ重要

  • 燃焼の定義
  • 燃焼の三要素
  • 燃焼の仕方(蒸発燃焼、分解燃焼、表面燃焼など)

危険物乙4「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」の勉強方法はこちら 

引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ重要

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。
引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

・ガソリン ⇒ -40℃以下なので、危険性が大きい。
・灯油40℃以上 ⇒ ガソリンに比べて危険性が小さい。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ重要

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
・ガソリンの発火点は約300℃、引火点は-40℃以下

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