第2章 問 11. 引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性

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問.11 自然発火に関する記述の中の(A)~(E)に当てはまる語句の組み合わせで、次のうち正しいものはどれか。 すぐに解答確認

「自然発火とは、他から何らかの火源を与えないで、物質が空気中で常温において自然に(A)し、その熱が長時間蓄積されて、ついに(B)に達し燃焼を起こすに至る現象である。自然発火性を有する物質が、自然発火を起こす原因として(C)(D)、吸着熱、重合熱、醗酵熱などが考えられる。(E)の中には、不飽和性のために空気中の酸素と結合しやすく、放熱が不十分なとき、温度が上昇し、ついには発火するものがある。」

  1. (A)発熱(B)引火点(C)分解熱(D)酸化熱(E)セルロイド
  2. (A)酸化(B)発火点(C)燃焼熱(D)生成熱(E)セルロイド
  3. (A)発熱(B)発火点(C)酸化熱(D)分解熱(E)動植物油類下記の解説を確認しよう!
  4. (A)酸化(B)燃焼点(C)燃焼熱(D)生成熱(E)セルロイド
  5. (A)発熱(B)引火点(C)分解熱(D)酸化熱(E)動植物油類

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.11の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「引火点・燃焼範囲・発火点・物質の危険性」問.11の解説

  1. 誤り
  2. 誤り
  3. 正解
  4. 誤り
  5. 誤り

「3」が正解

当設問の解説

第4類の危険物の中には、自然発火を起こすものはあるが、これは第4類の危険物の一般的な性質ではない。

  • 第4類の危険物の中で自然発火を起こすものは動植物油類であるが、その中でも、乾油性という極限られたものである。乾油性は、その分子の中に不飽和結合が多く、その部分に空気中の酸素が結びつく酸化によるものである。この際、発熱し、この熱が蓄積してしみ込んだぼろ布等の発火温度に達すると、ぼろ布が燃えだすのである。ここ重要

第3類危険物の自然発火性物質は、空気と接触した時点で燃えだすのに対して、動植物油類の自然発火は、燃えだすまでに長時間かかるなどのことから危険性の面から区別している。自然発火は、一般に乾きやすい油(乾性油)ほど起こりやすく、この乾きやすさを油脂100gに吸収する、よう素のグラム数で表したものをよう素価といい、不飽和脂肪酸が多いほどよう素価が大きく、よう素価が大きいほど自然発火しやすくなる。

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自然発火について

空気中で常温の状態にある物質が、加熱しないのに自然に発熱し、その熱が長時間蓄積されて発火点に達し、燃焼を起こす現象を「自然発火」といいます。

発熱の原因には、分解熱(セルロイドなど)、酸化熱(石炭など)、微生物による発熱(堆肥など)などがあります。

引火点について

可燃性の液体が燃焼するには、燃焼に必要なだけの蒸気が発生していなければなりません。液体の温度が低いと、液体の表面から発生する可燃性蒸気も少ないですが、液体の温度を上げると蒸気の量も増えてきます。

蒸気が燃焼に必要な濃度に達したときの液体の最低温度を「引火点」といいます。ここ重要

※ 引火点が40℃なら、40℃が最低温度である。
引火点は物質によって違います。引火点の低いものは、蒸気が燃焼に必要な濃度に達しやすいため、引火の危険がより大きいといえます。

・ガソリン ⇒ -40℃以下なので、危険性が大きい。
・灯油40℃以上 ⇒ ガソリンに比べて危険性が小さい。

発火点について

可燃物を空気中で加熱したとき、点火源がなくても自ら発火や爆発を起こすときの最低の温度を「発火点」といいます。ここ重要

引火点と同じく、発火点も物質によって違い、低いものほど危険が大きいといえます。

※ 発火点は、どのような危険物であっても必ず引火点より高い。
・ガソリンの発火点は約300℃、引火点は-40℃以下

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