第4章 問 12. 静電気

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問.12 静電気に関して、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 電気の不導体の摩擦によって発生する。
  2. 静電気が起こると電気火花が発生するおそれがある。
  3. 静電気による火災の消火は、その燃焼物に合った消火方法をとる。
  4. 静電気は、液体や粉末の流れによって起こることもある。
  5. 摩擦で発生した静電気がその物質を発熱させて蒸気を発生しやすくなる。下記の解説を確認しよう!

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「静電気」問.12の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「静電気」問.12の解説

  1. 正解:静電気は、電気の不導体であれば、気体・液体・固体のいずれでも発生する。
  2. 正解:静電気は、導体が近づくとその導体に放電し、火花が発生する。
  3. 正解:静電気の火花放電により、周囲の可燃性ガスや、粉塵等に着火して火災が起こる。よって静電気による火災が必ずしも電気火災とはいえない。
  4. 正解:液体や粉末(固体)の流れにおいても、その液体や粉末(固体)が接触し、離れるため静電気が発生する。
  5. 誤り:摩擦で発生した静電気が、その物質を温めて蒸気を発生しやすくするとは、必ずしもいえない。

「5」が正解

当設問の解説

  • 静電気とは、二つの物体を接触させ離すと、その一方に正の電気が発生し、他方に負の電気が発生する。動きつつある電気を電流というのに対し、帯電体のもつ静止状態の電気を静電気という。ここ重要
  • 電気を伝える物質を電気の導体といい、電気を伝えない(伝えにくい)物質を電気の不導体(絶縁体)という。

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合格率アップのポイント!

  • 流速が速い ⇒ 静電気が発生する。
  • 流れが乱れる ⇒ 静電気が発生する。
  • 電気伝導性が大 ⇒ 静電気が発生しない。
  • ガソリン等(非水溶性) ⇒ 静電気が発生する。
  • 湿度が低い(乾燥した冬季) ⇒ 静電気が発生する。
  • 流体、粉体を攪拌する ⇒ 静電気が発生する。
  • 電気絶縁性が大 ⇒ 静電気が発生する。
  • アルコール等(水溶性) ⇒ 静電気が発生しない。

静電気の解説

  • 静電気が蓄積しても分解や電気分解作用は起こらない。また、発熱や蒸発したりしない。ガソリン等の危険物が直射日光に長時間さらされたとしても、静電気は発生しない。
  • 電気の不導体(不良導体)や絶縁体(=電気が流れないもの)を摩擦すると、その物体に静電気が発生し蓄積(帯電)する。
    静電気が蓄積すると火花放電を起こし点火源となる。

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