第5章 問 12. 物質の三態

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問.12 沸点に関する記述として、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 沸点とは、飽和蒸気圧が外圧と等しくなるときの液温をいう。
  2. 液体を加熱した場合において、液表面のみならず、液体内部から泡状の蒸気が発生する状態を「沸騰」といい、そのときの液温を沸点という。
  3. 一般に物質の沸点として表示される数値は、飽和蒸気圧が1気圧に等しくなるときの液温を示している。
  4. 沸点は圧力(外圧)に比例し、圧力が下がると沸点も下がる。
  5. 水に食塩を加えても、1気圧での沸点は変化しない。下記の解説を確認しよう!

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危険物乙4の過去問(物理・化学)「物質の三態」問.12の解説

ここ注意 「基礎的な物理学及び基礎的な化学(35問中10問)」合格には、60%以上なので10問中6問以上の正解数が必要です。

過去問(物理・化学)「物質の三態」問.12の解説

  1. 正解:液面付近で発生する蒸気の圧力と大気の圧力が等しくなるときの液体の温度を沸点という。
  2. 正解:沸点では、液中の空気を含んだ多数の泡(気泡)が液面に向かって上昇する。
  3. 正解:大気圧は一般的に1気圧と考えてよい。
  4. 正解:山に登ると気圧が下がり、富士山頂では水は88℃で沸騰する。
  5. 誤り:液体に不揮発性の物質を溶かすと沸点は上昇する。

「5」が正解

当設問の解説

・沸点とは、飽和蒸気の圧力と外気(空気)の圧力が等しくなったときの液温である。

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合格率アップのポイント!

・物質は、条件(温度や圧力)によって固体、液体、気体に変化する。これを、物質の三態という。

  • 水の密度(比重)は4℃で最大、100℃で沸騰する。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 比重が同じであれば、同一体積の質量(重さ)は同じである。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 沸騰とは、液体の飽和蒸気圧が外圧に等しくなる液温。 ⇒ こう出題されたら、正解
  • 沸点は加圧すると高くなり、減圧すると低くなる。 ⇒ こう出題されたら、正解
  1. 気体が液体になることを液化又は凝縮という。
  2. 固体の氷は、熱を吸収して水になる。
  3. 気体の水蒸気は、熱を放出して水になる。

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