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危険物乙4のよくある質問集(FAQ)

危険物乙4「物質の三態」の勉強方法

危険物乙4「物質の三態」の勉強方法と覚えるべき内容は?

ここ重要 物質の三態で覚えるべき内容は、「物質の三態とは何か?」「比重と密度について」

物質の三態とは?

物質の三態とは?

  1. 物質の状態には、固体・液体・気体の3つの状態があります。この3つの状態を「物質の三態」といいます。
  2. 水(液体)が温度によって氷(固体)になったり、水蒸気(気体)になったりするように、同じ物質が、温度や圧力によって状態の変化を起こすことがあります。これを「物質の状態変化」といいます。
  3. 風解とは?: 結晶化するときに水分(結晶水)を吸収する物質は、空気中で水分を失うとボロボロの粉末に変わります。この現象を風解という。
  4. 潮解とは?: 空気中の水分を吸収して、ドロドロに溶けてしまう現象を潮解という。
  5. 気体が液体になることを液化又は凝縮という。固体の氷は、熱を吸収して水になる。気体の水蒸気は、熱を放出して水になる。
危険物乙4「物質の三態」の勉強方法

※ 物質は、条件(温度や圧力)によって固体・液体・気体に変化する。これを、物質の三態という。

よく試験にでる!比重と密度について勉強しよう!

よく試験にでる!比重と密度

1.液体(固体)の比重 ここ重要

  • 1. 標準の水の比重は ⇒ 1.0(4℃のときが一番大きい)
  • 2. 液比重の0.75のガソリンは、水の0.75倍の重さ(水よりも軽いので浮く⇒ 非水溶性物質であることが条件)

「液比重が1より大きいものとは?」(水より重いもの)

品名 物品名 液比重
特殊引火物 二硫化炭素 ここ暗記 1.3
第2石油類 クロロベンゼン ここ暗記 1.1
酢酸 ここ暗記 1.05
アクリル酸 1.06
第3石油類 ニトロベンゼン ここ重要 1.2
グリセリン ここ重要 1.3
アニリン 1.01

よく試験にでる!比重と密度

2.気体(蒸気)の比重 ここ重要

  • 1. 標準の空気の比重は ⇒ 1.0
  • 2. 蒸気比重(気体の比重)が3~4のガソリンは、空気より重いので低いところに滞留し危険である。
  • 3. 第4類の危険物の蒸気比重 ⇒ すべて1以上で空気より重い。

3.比重の概要 ここ重要

  • 1. ガソリンの蒸気は空気より重いので、地面に沿って低く遠くへ流れる。
  • 2. くぼみがあると滞留する。このため、低所の換気をして高所に排出する。

4.沸騰と沸点 ここ重要

  • 1. 沸点とは、液体の飽和蒸気圧が外気の圧力に等しくなるときの、液温をいう。
  • 2. 水の沸点は、100℃である。ガソリンの沸点は40~220℃である。
  • 3. 沸点が低い液体ほど蒸発しやすく引火の危険性が高い。特殊引火物やガソリン等
  • 4. 沸点は加圧すると高くなり、減圧すると低くなる。
  • 5. 水に不揮発性物質(食塩、砂糖等)が溶け込むと、沸点は高くなる。

5.潮解・風解 ここ重要

  • 1. 潮解:固体が空気中の水分を吸収して、自ら溶ける現象(食塩、塩素酸ナトリウム等)
  • 2. 風解:固体(結晶水を含んだ物質)の水分が蒸発して粉末状になる現象

よく試験にでる!主な第4類危険物の物性値

「引火点、発火点」ともに低いものほど危険性は大きく、「燃焼範囲」は広いものほど危険性は大きい

- 引火点(℃) 発火点(℃) 沸点(℃) 燃焼範囲(vol%) 液比重
二硫化炭素 -30 90 46 1.0~50 1.26
ジエチルエーテル -45 160 35 1.9~36 0.7
アセトアルデヒド -39 175 20 4.0~60 0.8
酸化プロピレン -37 449 35 2.8~37 0.83
ガソリン -40 300 40~220 1.4~7.6 0.7~0.8
ベンゼン -11 498 80 1.2~8.0 0.88
トルエン 4 480 111 1.1~7.1 0.87
アセトン -20 465 57 2.2~13.0 0.79
メチルアルコール 11 385 65 6.0~36 0.79
エチルアルコール 13 363 78 3.3~19 0.79
灯油 40 220 145~270 1.1~6.0 0.8
軽油 45 220 170~370 1.0~6.0 0.85
重油 60~150 250~380 300 - 0.9~1.0

よく試験にでる!危険物の種類と代表的な物品

「法別表第1」は暗記しよう!

種類 性質 代表的な
物品
第1類 酸化性固体
(固体)
不燃性
硝酸塩類
塩素酸塩類
過マンガン酸塩類 など
第2類 可燃性固体
(固体)
可燃性
鉄粉
マグネシウム
金属粉
硫化りん
赤りん
硫黄 など
第3類 自然発火性物質及び
禁水性物質
(液体または固体)
可燃性(一部不燃性)
カリウム
ナトリウム
アルキルリチウム
黄りん など
第4類 引火性液体
(液体)
可燃性
特殊引火物
第1~4石油類
アルコール類 など
第5類 自己反応性物質
(液体または固体)
可燃性
有機過酸化物
硝酸エステル類
ニトロ化合物 など
第6類 酸化性液体
(液体)
不燃性
過酸化水素
過塩素酸
硝酸 など
種類 性質の概要
第1類 物質そのもの自体は不燃性だが、他の物質を強く酸化させる性質を有する固体である。可燃物と混合したとき、衝撃、熱、摩擦を加えることによって分解し、極めて激しい燃焼を起こさせる。
第2類 火炎によって着火しやすい固体。また比較的低温(40℃未満)で引火しやすい固体であり、引火しやすく、かつ、燃焼が速く消火することが困難である。
第3類 空気にさらされることにより自然発火するおそれがある。または水と接触して発火し若しくは可燃性ガスを発生する。
第4類 液体で引火性があり、蒸気を発生させ引火や爆発のおそれがある。
第5類 固体又は液体である。比較的低温度で加熱分解等の自己反応を起こし、爆発や多量の熱を発生させる。又は爆発的に反応が進行する。
第6類 物質そのもの自体は不燃性の液体であるが、他の物質を強く酸化させる性質をもつ。他の可燃物と混在すると燃焼を促進させる性質を有する。

第5類の危険物は、空気などから酸素の供給を受けなくても燃焼するのが大きな特徴である。

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