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人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

就職氷河期世代 ⇒ 人生再設計第一世代と名称変更

2019年4月10日 (17時15分~18時00分)「第5回経済財政諮問会議」が開催され、いわゆる就職氷河期世代を新たに「人生再設計第一世代」と位置付け、今後3年程度で集中的に再チャレンジを支援する仕組みをつくり、「3年間で就職氷河期世代の正規雇用を30万人増やす」と発表しました。

経済財政諮問(しもん)会議とは?
  • 経済財政諮問会議は、経済財政政策に関し、内閣総理大臣のリーダーシップを十全に発揮させるとともに、関係国務大臣や有識者議員等の意見を十分に政策形成に反映させることを目的として、内閣府に設置された合議制の機関です。

・簡単に言うと、内閣総理大臣をはじめ経済再生担当大臣や総務大臣、慶應義塾大学経済学部教授や企業の社長などの有識者と今後の日本の重要なこと(経済のこと社会保障など)を決める会議です。

うん?そもそも就職氷河期世代ってなに?という人もいるかと思うので簡単に説明します。

就職氷河期世代とは?
  • 就職氷河期は、バブル崩壊後の1993年頃から10年強程度と考えられ(就職難時代)、1993年~2004年頃に高校・大学を卒業して、初めての就職活動が重なった人々が「就職氷河期世代」と言われる。

・政府は関係統計の年齢区分上、2018年時点で「約 35~44歳」の年齢が就職氷河期世代に該当するものとしています。

当時は就職できなくても、今は景気や雇用が回復しているからみんな就職してる?

ちなみに私(41歳)も就職氷河期世代のど真ん中の世代ですが、
現在は「景気も回復して雇用状況も良いから、みんな就職しているんじゃないの?」と思うかもしれません。が、そんな簡単な話ではない。現実はそんなに甘くはないです。

そもそも日本は新卒で就職に失敗する(レールを外れる)と、その後は希望している就職ができにくい状況になったり、日本もずっと経済が停滞 (失われた20年なんて言ったりもしますが) しているので、就職氷河期世代は、今でも無職、ニートやフリーター・非正規社員など不安定な働き方を続けている人々が多く存在しています。

そんな就職氷河期世代も年を重ねて…。

そんな不遇な時代にたまたま高校・大学を卒業して、初めての就職活動が重なった人々も今では歳を重ね …

  • 年齢が、「2019年4月現在、大卒で37~48歳、高卒で33~44歳」
  • 人口規模は、2018年時点で1,689万人、15~64歳人口に占める割合は22.4%

残念ながら今まで政府から、この就職氷河期世代に対する具体的な救済策はありませんでした。

今まで散々見捨てられてきた就職氷河期世代ですが、政府は2019年4月10日に新たに「人生再設計第一世代」と命名し、就業に必要なスキルを得てキャリアアップし、より安定的に就労でき正規化する仕組み(人生を再設計する仕組み)を構築するといっています。

当記事では「人生再設計第一世代」がいかに不遇な環境で働いてきたのか、現在も働いているのか、具体的な数値を示し、解説します。

よろしくお願いします。

※ 東京都千代田区飯田橋ある「東京しごとセンター」が就職氷河期世代の就職支援を開始!

私も就職氷河期世代のど真ん中の世代…。

あなたやあなたの近くの人に、こんな人いませんか?

  • 仕事がなかなか続かない人、転職が多すぎて履歴書がボロボロの人
  • 就職氷河期世代でまともな仕事に就けずに40・50代になった人
  • 無職やフリーター、非正規労働者の人 など

いま政府や東京都は「就職氷河期世代や無職・非正規労働者」の就労支援を本格的に推し進めようとしています。
そこで現在 東京しごとセンターは、就職活動の状況に合わせて利用できる3つのプログラムで、就職決定までをサポートします!

「東京しごとセンター」は就職・転職を支援するため「東京都」が設置した施設で、全てのサービスを無料でご利用いただける公共性の高いサービスです。

※「東京しごとセンター」の特徴↓↓↓

  1. 都内で仕事をお探しの人なら県外の人でも利用できる。
  2. 就労支援プログラムが用意されているのでじっくり正社員を目指せる。
  3. もちろん、すべて無料。私も通った、職業訓練校の相談もどうぞ。

簡潔に言うと、政府や東京都が就労支援をしている今はチャンスだし、きっとこの就職氷河期世代の支援も最初で最後だと思います。

私もそうですが、こうゆうサービスって知らない人がほとんどだと思うので、身近な人に教えてあげて下さい。

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが10年遅い!政府は本気で救おうと思ってますか?

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

私の率直な感想… 私が初めて政府の「就職氷河期世代の人生再設計に向けて」の資料を見たときの率直な感想

この歳で人生の再設計なんかできるか!?

行動するのが10年以上遅すぎます。

この世代はすでに35歳以上が多く、新卒で就職に失敗し、その後はフリーターやニート(ひきこもり)など、適切な就職機会に恵まれず、スキルアップもできませんでした。

今さら「人生再設計第一世代」と言われても、政府は本気で救おうと思ってるのでしょうか?私は疑問を感じてしまいます。

具体的な数値でみる、人生再設計第一世代(就職氷河期世代)の新卒での就職者割合は「50%」台

前述したとおり、就職氷河期は、バブル崩壊後の1993年頃から10年強程度の期間で、その1993年~2004年頃に高校・大学を卒業して初めての就職活動が重なった人々が「就職氷河期世代」といえます。

具体的な数値を示す

そんな人生再設計第一世代 (就職氷河期世代) の「 大学(学部)卒業者の進路状況 」を具体的な数値を交え、下記の図で見てみましょう。

大学(学部)卒業者の進路状況

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

「緑色の点線枠 = 1993年(平成5) ~ 2004年(平成16) の就職氷河期
「茶色の点線枠 = リーマンショック経済危機が起きた2008年(平成20)」

図の一番右側、2018年(平成30)3月の就職者割合は「77.1%」、それに比べて就職氷河期の就職者割合は「50~60%台」とかなりの低水準だと分かります。

リーマンショックより景気が悪かった?

驚きなのは、あのリーマンショック経済危機(2008年)が起こり、その後、新卒者の採用を控えた2010年(平成22)の就職者割合「60.9%」を超える景気の悪さが続いた時期が就職氷河期なのです。

リーマンショックが起きた2008年(平成20年)、私は30歳、正社員の解雇・派遣切りが横行し、社会問題になった。

就職者割合が50%台 …

特に、超・氷河期なのは、”1999年(平成11) ~ 2004(平成16)、2005年(平成17) ”あたりです。
就職者割合が「60%を下回る50%台」で、ものすごい低水準が続いていました。

また、紫色の線「一時的な仕事に就いた者、進学も就職もしていない者の割合」については、2018年(平成30) 3月卒業者は「8.6%」であるのに対して、1993年(平成5) ~ 2004年(平成16) 卒業者は「10~20%台」であり、2003年(平成15) には「27.1%」であり3倍を超えています。

  • ちなみに私も2000年(平成12) に大学を卒業しましたが、フリーターが溢れてた時代でしたね。正社員の求人はほとんどない。リクルートなどが主催する就職セミナーなどに行くと人が溢れ、入場制限で何時間も入ることすらできない状態。

    たまたま初めての就職活動が「就職氷河期」に重なってしまい、高校や大学で普通に努力した人も希望の正社員になれない人が溢れ、フリーターや派遣労働者が爆発的に増えました。だって就職者割合が「50%台」ってあり得ない数値ですよね?

    よく正社員になれないのは「自己責任だ」「努力が足りないからだ」と言ってる人がいますが、本当にそうでしょうか? この就職氷河期世代の就職割合「50%台」を見てもそう思いますか? とにかく早急に政府主導の元、救って頂きたい。

就職氷河期も年を重ねてしまった

このような不遇な時代、就職氷河期に、たまたま高校・大学を卒業して初めての就職活動が重なった人々は、人口規模「1,689万人」年齢は2019年4月現在、「大卒で37~48歳、高卒で33~44歳」です。

  • 1. 就職氷河期の就職者割合は「50~60%台」とかなりの低水準

    リーマンショック経済危機(2008年)を超える、雇用不安が続いた時期が就職氷河期である。
    ちなみに 2018年(平成30)3月の就職者割合は「77.1%」

  • 2. 就職氷河期世代も、今や多くが年齢「35歳 ~ 45歳」

    人口規模は「1,689万人」年齢は 2019年4月現在、「大卒で37~48歳、高卒で33~44歳」
    年齢も高齢化してきているので、早急な支援が必要である。

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)、今の雇用状況と問題点

そんな就職氷河期世代は、今はどのような雇用環境で働いているのでしょうか?

次に、下記の図を見て頂きたい。

就職氷河期世代の中心「35~44歳」の雇用状況内訳

・政府は関係統計の年齢区分上、2018年時点で「約 35~44歳」の年齢が就職氷河期世代に該当するものとしています。

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

赤の丸枠部分に注目して頂きたい。(各項目万人単位であるため、多少ザックリな数値です)

  • 非労働力人口が「 219万人(うち無業者は「40万人」) 」
  • 非正規の職員・従業員「 371万人
  • 合計590万人 全体の人口規模が「 1,689万人 」なので、この人口割合は「 34.9% 」になります。

簡単に表にまとめると …

区分 人口規模(万人)
全体1,689万人
正規の職員・従業員

正規の職員・従業員とは?:正社員で働いている人

916 万人
非正規の職員・従業員
(正社員になりたいのに非正規で働いている人も含む)

(図 ※1) 非正規の職員・従業員とは?:パート・アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託、その他に該当する人

(図 ※2) 今の雇用形態(非正規)についた主な理由が「正規の職員・従業員の仕事がないから」と答えた人。

371 万人
(うち正社員希望が50万人)
非労働力人口
(無業者も含む)

非労働力人口とは?:家事(手伝い)や通学、またはその他(介護など)の人

無業者とは?:家事や通学もしていない、いわゆるニートの人

219 万人
(うち無業者が40万人)

590万人?

注目してほしい数値、「非正規の職員・従業員」と「非労働力人口」の合計は「590万人

この590万人の中には、専業主婦や自ら希望して非正規で働いている人も一定数いるでしょう。(しかし、正社員を希望している人が50万人って少なくないですか? 実質はもっといると思ってます)

この590万人の中には

  1. 今は仕方なく非正規雇用で働いていて、今後正社員を希望する人が少なくても50万人
  2. 就業を希望しながら、事情により求職活動をしていない長期無業者が40万人 (希望する仕事がないなどの理由)
  3. 上記以外にも「社会参加に向けてより丁寧な支援を必要とする者」など少なくても数十万人

長期無業者が40万人と高止まり

長期無業者(ニートなど)が40万人と、この数も高止まり傾向にあります。
この大きな原因として、これまで不安定な働き方しかできなかったこともあり、スキルアップする機会に恵まれず、企業に評価される職務経歴も積めず、働くのが嫌になりリタイアしてしまった人が、かなりいるからだと思います。
だってそもそも学校卒業時に就職が決まらず、フリーターや派遣労働しかできない環境なのに、スキルアップなんてできるわけがないと思いませんか?

支援が必要な人は「100万人」以上?

このように「政府に支援してもらいたい!何らかの手助けがほしい!」と思っている人は、軽く100万人以上、もしかすると150万人以上いるかもしれません。とにかく莫大な人数です。

そして、当記事の冒頭でも書いた通り、今後3年間の集中的な支援で「就職氷河期世代を3年間で正規雇用を30万人増やす」と発表。

でも、ここが問題だと思いませんか?

私は思います。そもそもこの「就職氷河期世代を3年間で正規雇用を30万人増やす」集中支援プログラム

  • 1. 「いやいや、30万人って全然少なくないですか?支援を求めている人はもっともっといるんじゃないですか?」と …。

    正社員を希望している・手助けをしてほしいと思っている全員を救ってくれないのですか? やっぱりここでも大部分の人は就職氷河期の時と同様に見捨てられるのでしょうか?

    2019年7月に参議院議員選挙がありましたが、街頭演説で「れいわ新選組の山本太郎代表」が言ってました。「弱い者を救うのが政治じゃないのか!」と。私もこれは同感です。

  • 2. この政府の集中支援プログラム「手助けを必要としている人に本当に届いてますか?

    支援を必要としている人の中には、親の介護をしてる人、ニートしてる人、社会から孤立してしまった人、不安定な働き方を長年してる人など様々です。

    中には不安定な働き方で精神が病んで入退院を繰り返している人もいます。

    このような全ての人に「3年間の集中支援プログラムがあります!支援しますので最寄りの行政機関やハローワークに来てください!お願いします。」ってハガキの郵送・テレビCM・広告・youtubeなどあらゆる手段を使って宣伝してもらいたいです。

    届かなきゃ、意味がないんですよ!

抜本的な改革・政府主導の対策を望む

とにかく「人生再設計第一世代 (就職氷河期世代)」を救おうと、新たに集中支援するのなら、中途半端な支援ではなく抜本的に改革してほしい。
この問題は自己責任論なんかで終わらすことができる簡単な問題ではないと思います。
今は大企業優遇やお金持ち優遇ですが、消費増税「8% ⇒ 10%」も2019年10月に控えています。今後、一般市民・中小企業は大打撃を受けるのは間違いないでしょう。
だからこそ、政治の力で、政府主導で支援してもらいたいものです。

  • 1. 支援をしてほしい人が少なくても「100万人」を超える

    正社員を希望する人が50万人、長期無業者(ニート)が40万人
    他にも支援を必要としてる人が数十万人いると考えられます。きっと実質はもっと多いです。

  • 2. 本気で「人生再設計第一世代 (就職氷河期世代)」を救おうと思ってます?

    今後3年間の集中支援プログラムで、この世代の正規雇用を「30万人増やす」とのことですが、全然少ないですよね?少なくとも「100万人」は救って頂きたい。
    そしてもっと集中支援プログラムを宣伝してほしい。支援を必要としている人に届けてほしいです。

では、次に「人生再設計第一世代 (就職氷河期世代)」を救う具体的な支援プログラムはどのようなものかをお話しします。

具体的な支援プログラムは?政府は人生再設計第一世代を救うのが遅くはないか?

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

非正規労働者の数は?

あなたは、日本の非正規労働者がどれくらいいるのかご存知ですか?

総務省労働力調査「2019年6月期」の調べによると、非正規社員は「2,148万人」と雇用者総数の「37.8%」を占め、年々増加傾向にあります。

労働者派遣法の始まりは?

そもそも1985年に「労働者派遣法」が成立し、翌年の1986年に施行され、人材派遣が日本の社会において正式にスタートしました。
最初は専門的な業務だけの限定的な解禁でしたが、1990年代バブル崩壊後、一気に産業界から需要が高まりました。
日本企業の多くはバブル崩壊後、売上が減少し、経済も低成長に突入。そんな経営状況を打開するため、企業は人件費を削り始めます。そこで上手く活用されたのが「派遣労働者」です。

人が必要な時だけ、補充する。それが過ぎればいらない。」というスタンス。企業にとってこんなに都合の良い人材はいませんよね? そして …

  • 1999年の「対象業務の原則自由化」
  • 2004年の「製造派遣解禁」

「製造派遣解禁」これは世間に非常に大きなインパクトを与えるものでした。

  • とうとう、限定的な専門業務のみだった派遣でしたが ⇒ 営業・販売・一般事務・製造の業務も一気に解禁になってしまいました。

これで爆発的に派遣労働者が増えましたが、当時は「自由な働き方しませんか?正社員では実現できない、あなたのライフスタイルに合わせた働き方しませんか?」みたいな時代の風潮でした。
中には正社員なのに、わざわざ辞めて派遣になる人もいたぐらいです。

しかし、その後リーマンショック(2008年)が起き、正社員も解雇・派遣労働者も当然解雇(派遣切り)と世の中は荒んでいきました。

リーマンショックから11年が過ぎ …

あれから11年が過ぎ、当時30歳の私も「41歳」になりました。
そして、政府はとうとう「就職氷河期世代」の就職支援に本格的に乗り出すと発表!

  • 具体的な支援プログラムは、非正規社員(フリーターなど)・長期無業者・ニート(ひきこもり)を含む軽く100万人以上いる人々を今後3年かけて支援し、30万人の正規雇用を目指す(人生を再設計する)というもの。支援の対象者は以下の3通り ↓
    1. 正社員希望なんだけど、非正規で働いている人が50万人
    2. 希望する仕事がないなどの理由から働いていない長期無業者が40万人
    3. それ以外にも、ニート(ひきこもり)で「社会参加に向けてより丁寧な支援を必要とする者」などが対象者です。

この支援プログラムを発表したあと、SNSではさまざまな反応があり、大荒れしました。

  • そもそも支援するのが遅すぎ!もう40歳なんだけど…。
  • 今さら人生再設計なんてできるわけがないだろ!
  • どうせ人手不足の業界に無理やり押し込まれるだけでは?
  • 職務経歴書に書けるスキルも資格も何もない。こんな私でも正社員で働けるのか疑問。などなど。

支援を始めるのが10年遅いのでは?

私も同感ですね…、対策に乗り出すのが10年以上遅いです。
考えてみて下さい。例えば「現在、40歳の職種未経験者です。今まではニートやフリーターしてましたが、支援策で資格を取得しました!頑張りますので雇ってください。」
このような人が面接に来たら、企業は正社員で雇おうと思うでしょうか?

では、具体的な支援プログラムは一体どのようなもの? ここは是非確認しましょう!

  • 1. ハローワークに専門窓口を設置、専門担当者のチーム制による支援
  • 2. 正規雇用化に有効な資格取得を支援
  • 3. 人手不足業種等の企業等のニーズを踏まえた実践的な人材育成プログラム
  • 4. 教育訓練・職場実習を職業訓練受講給付金の給付対象とし、受講を支援
  • 5. 「社会人インターンシップ」の実施・企業への助成金による採用支援

また下記のような記事もあったので、一部をご紹介します。

支援の柱になるのは「成功報酬型の民間委託」だ。民間の教育機関が非正規雇用者に専門知識などの訓練や職業実習を半年程度実施したら、経費の一部として国が最大20万円を支給する。さらに受講者が訓練を始めてから8カ月以内に正社員になり、半年間勤務していれば最大40万円を支給する。

また、短期資格取得コースも新設。厚生労働省が民間の業界団体に委託し、希望者に1カ月程度の集中訓練を実施する。たとえば建設業であれば小型クレーン車やフォークリフトの資格、運輸業であれば運行管理者や整備管理者などの資格を想定しているという。

この支援プログラムを読んだ感想

まさかの政府主導による改革ではなく、民間企業に丸投げ方式 …。笑
しかも企業への助成金の財源は「働く人たちが拠出する雇用保険料…」だそうです。
消費税10%にするんでしょ!それ有効活用しないのですか?
また、助成金をうまく使って就職氷河期世代を人手不足業界に入れて、人材不足を解消しようとしている思惑も見える。。。

まとめます

この支援プログラムは、いろいろと難しいことが書かれていますが、要するに既存のシステム・今ある民間のノウハウをうまく活用し正規雇用に繋げたいのが狙い。

まとめると「人生再設計第一世代の人には正社員になるために役立つスキルを身につけてもらい、企業にも助成金を出すなどして雇用を促す」という内容です。

この支援プログラムで一体どれだけの人が救えるのでしょうか

そもそも就職氷河期世代の長期無業者やフリーター・非正規で働いている人たちはずっと辛い思いをしており、「私のような人間を雇ってくれる会社なんてあるわけない」とあきらめている人が多いです。
そのような人々が「もう一度、やり直そう!人生再設計しよう!」と思えるのでしょうか。かなりハードルは高いと思います。

とにかく政府には、この就職支援プログラムを今後もっと具体的に示して頂き、こちらの記事でも情報発信したいと思います。

  • 支援プログラムの「開始日はいつ?」「資格取得コースは何がある?」など
  • 人手不足の業種(介護・医療・建設・運輸・農業)のみならず、さまざまな業種への人材供給を促す職業訓練や人材のマッチング支援も視野に入れつつ、支援プログラムの精度を上げて頂きたい。

人生再設計第一世代は、もちろん正社員にはなりたいと思っているはず、でも自分がやりたい仕事で正社員を望んでると思います。
私もですが、この世代は職場で理不尽な扱いを受けた経験があり、働くこと自体が嫌になってる人・どうしてもネガティブ思考になってしまう人も多くいます。
ハローワークの就職支援担当者は、しっかりと個人個人ヒアリングして、現状の改善策を提案して頂きたいと願います。

私も「人生再設計第一世代」の1人です。今後も集中的支援プログラムを追っていき、当記事に追記していこうと思ってます。

【最新版】人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を救済する支援プログラムはいつから開始? 

私もこの人生再設計第一世代の1人、今後どのように這い上がるか?

人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を支援するのが遅い!もう救えないのか?

今後の人生どうなっちゃうのかな… どうすれば少しでも生活を改善できるの? 正社員には本当になれるの?
不安は尽きません。「もう頑張って働けない!今さら支援なんて必要ない!」そう思ってる人も多いかも。

私は仕事なんて頑張りません!

私は、頑張って働くのはとっくに諦めてます。そもそももう仕事を頑張りたくない。
当記事を書いているとき、改めて自分の年表を思い出してみました。

  1. 22歳 2000年(平成12)大学卒業「就職氷河期」 ↓
    • 就職難でまったく就職が決まらず、フリーター・派遣労働者、無職が溢れた時代。
      団塊の世代から職場で理不尽な扱いを受けた記憶ありませんか?
  2. 30歳 2008年(平成20年)「リーマンショック経済危機」 ↓
    • 派遣切りが横行し、社会問題に発展。倒産、解雇、理不尽な人材の配置転換(結局は自主退職)もありましたね。
      人材の使い捨て、会社なんて結局助けてはくれません。
  3. 41歳 2019年(令和元年)「年金崩壊・働き方改革の導入など
    • 国から「年金が崩壊するので、個人でも2000万円ほど貯めてもらっていいですか?」と急に言われる。
      今までは会社から残業しろ!と言われていたのが、急に「業務量は変わらないけど、残業はするな!もっと生産性を上げろ」と言われる。
    • 今後、年金の給付額は確実に下がります。また、働き方改革が2020年4月からは中小企業(大企業は施行済)にも施行され、残業ができなくなるので、お家に持ち帰りの仕事が増えるでしょう。

何なんですかね? 約10年周期で、何かしら起きる … 笑 しかも残念なことに悪い方向に何かしら起きる。
私も35歳ぐらいまでは自分なりに頑張って仕事しましたよ。でももう限界、残業残業の毎日に疲れ果てました。もう100時間も残業したくないんですよ! 笑
私だって、他の就職氷河期世代と同様、苦い泥水を飲んできましたよ…。
でも今は働き方改革で残業できないなんて、すごい極端ですよね。笑

「ビルメンテナンス業界」に転職

そんな私の年表で、1つだけ良い点がありました。それは、現在勤めている「ビルメンテナンス業界」に入社できたことです。
36歳で今の業界に転職しましたが、毎日がノー残業デー、有給もしっかり取得でき、無理なく働くことができます。
年収は400万を超えるぐらいで月収は約20万円、贅沢しなければ少し貯金もできます。そして何より生産性とかを求められる仕事じゃないので楽です。毎日いつも通り仕事すればいいだけ。

転職は、就職支援プログラムにもある「職業訓練校」がキッカケです

実はビルメンテナンス業界に転職できたキッカケは、ハローワークに窓口がある就職支援プログラムの1つ「職業訓練校(求職者支援訓練)」に通ったことです。
それまで、ビルメンテナンスなんて知らないし、たまたま北千住のハローワークに行ったら「未経験でも大丈夫!しかも勉強しながら給付金も貰える」と書いてあったので、6か月間通いましたね。
そしたら資格も取得できて、すぐに転職もできました。

【最新版】人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を救済する支援プログラムはいつから開始?

実感した出来事、人生は何がキッカケになるか分からない!

今まで職業訓練校なんて存在自体知らなかったし、そもそも転職活動でハローワークって行きます?

今の時代って、インターネットがあるから、私は行きませんでした。

私が偉そうに、助言や頑張れなんて言うことはできません。
でも同世代の人に1つだけ伝えたいことは、もう頑張らなくていいんじゃないですか?
今まで、私たちの世代・就職氷河期世代は頑張ってきたじゃないですか。職場で嫌な事もあったり、理不尽な扱いを受けた人も私は知っています。
辛すぎる環境で、ひきこもり・ニートになった人もいるでしょう。
でもこの政府の「就職支援プログラム」はきっと最初で最後の救済措置だと思います。

そんな中、東京都千代田区飯田橋ある「東京しごとセンター」が就職氷河期世代の就職支援を開始!

「東京しごとセンター」は就職・転職を支援するため「東京都」が設置した施設で、全てのサービスを無料でご利用いただける公共性の高いサービスです。

※ 東京しごとセンターは2008年から非正規雇用者の正規就職をサポートし続けてきた実績あり。

※ 正社員になりたい人に、きめ細やかな就職支援を実現する【東京しごとセンター】 ポイント !!

また、東京しごとセンターは「就職氷河期世代」に特化した支援もすべて無料で全面的にサポートしてくれます。

※ 非正規から正社員に転職したい人は必見です。 注目 !!

非正規雇用者 ⇒ 正規の就職をするための「3つの支援プログラム」

※※ この3つの支援プログラムは、現在、30~44歳で正社員として就業していない方が対象

  1. 就活エクスプレス」就活エクスプレスは、正社員就職を目指す方が、5日間の集中プログラムとマンツーマン支援で早期正社員就職を目指すプログラム。
    このプログラムは、現在は非正規で働いていても次にやりたいことが明確な人が参加することが多い。
    もちろん、プログラム修了後もコーディネーターが3ヶ月間、個別に就活をサポートしてくれる。
  2. Jobトライ」Jobトライは、キャリア習得奨励金を受給しながら、15~20日間の企業内実習を通して正社員就職を目指すプログラム。
    採用試験を兼ねたインターンシップともいえ、最初の3日間のセミナー後、指導員と相談しながら実習先を決める。
    日額5,000円のキャリア習得奨励金を支給、派遣・契約・アルバイト等で就業中でも参加できるのがポイントです。
  3. 東京しごと塾」東京しごと塾は、正社員就職を目指す方が、就活支援金を受給しながら2ヶ月の職務実習を通じて正社員就職を目指すプログラム。
    このプログラムは就職準備が整っていない人が受講するもので、じっくりと正社員就職を目指すことができる。
    1日5,000円の「就活支援金」をもらいながら、正社員就職を目指せます。

都内でのお仕事をお探しの方なら、他県の方もご利用頂けます。まずは説明会があるので初めての方も安心です。

私はこの世代の救済は当たり前だと思ってます。まだ少しでも余力がある人は、話だけでも聞いてもらうのもいいかなと思います。

すべて無料だし、説明会も随時行っているので、気が向いたら行ってみてください。この世代の救済は当たり前ですから!
そして、私と同様、あなたにも良いキッカケになることがあるかもしれないので。

【最新版】人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を救済する支援プログラムはいつから開始?

今後も政府の「集中的就職支援プログラム」を追っていき、新しい情報があれば追記するので、よろしくお願いします。
【最新版】人生再設計第一世代(就職氷河期世代)を救済する支援プログラムはいつから開始?