未経験でビルメンへ転職した実体験「企業が未経験者に求めるものとは?」
ビルメンって楽なんでしょ?
資格も取れて転職もしやすいし、いいかも。ボクも転職しようかなぁ。
ちょっと待って!
月収や給料をしっかり調べずに転職すると、後々後悔することになるかも。
ビルメンの年収は300万円台とお安いのが一般的です。後悔しない為にもしっかり情報を把握しておこう!
一般的に年収とは、税金(所得税や住民税など)や保険料(健康保険料、厚生年金保険料など)が差し引かれる前の年間の総支給額を指す。
単に「年収」ではなく、「税込年収」や「額面年収」と呼ばれることもあり、月収は、年収を12カ月で割ったものです。
こんな感じの人は転職するの要注意
上記のような人、、、ビルメンに転職したら確実に後悔するので考え直したほうがいいです。
なぜなら、ビルメンはそんなに給料が貰えません。事実、10年以上経験があるビルメンでも年収500万円貰っている人は、ほとんどいないからです。
えっ…? んじゃ実際の給料はどうなの?
生活もギリギリのレベルなの?
きっとここまで記事を読んで「うわぁっ、ビルメンってキツイね…」と思うかもですが、これが事実です。
この先も当記事を読めば、よりビルメンの月収や給料について知ることができます。
私はビルメン歴6年目、現役のビルメンとして具体的に包み隠さず、記事を書いていきますね。
そこで、当記事の内容はこちら!
ビルメンだと手取りの月収は20万円ほどが一般的な業界。
年収だと350万円ぐらいですかね。転職後に後悔しないためにも、事前に情報収集しておきましょう!
でもなんで、こんなに包み隠さず、本音で記事を書いてくれるの?
それは過去の自分、ビルメンへ転職しようか迷っていた当時の自分に届けたいから。
いま、転職に迷っているあなたに届けたいからです。
当時私がビルメンへ転職を考えていた頃は、ビルメンの情報を載せたブログやサイトって全然なかったんですよね…。
なので、たまたま行ったハローワークのおじさんの話が全てで、その人の勧めもあり職業訓練校に通ったわけですが、ビルメンの実態が分からず、転職活動も苦労しましたね。
当時、ハローワークのおじさんから聞いた情報
当時の私が当サイトのいろいろな記事を読んでいたら、ビルメンの実態が理解でき、資格や転職方法など、もう少し楽に行動できたと思います。
あなたにも参考になれば幸いです。
私が考えるに、業界全体の仕事の価値が10年前と変わっていない(昔と比べて発展していない)から。
もちろん高度経済成長期(好景気のとき)には年収は今より高かったかもしれません。しかしそれも遠い昔のお話し。
今のビルメン業界は年1回の昇給も数千円程度。私の会社では約2,000円。
反対に仕事の価値が高まっている業界は、IT業界ですよね。
以前から業務の効率化でITを導入する会社が増え、今後もAIやIoT、自動運転などなど技術の発展で業界の価値・技術者の価値は高まっています。
ビルメンもこの「仕事の価値・業界の価値」が高まらない限り、給料が高くなることはきっとないでしょう。
今後のビルメンの未来予想図(あくまで予想)
日本では、改正出入国管理法の受け入れ拡大に伴い、外国人労働者(安い労働者)を雇う企業が今後増えることが予想されます。
ビルメンも数年後・10年後には、設備員の半分は外国人なんてこともあるかもしれません。
ビルメン歴、6年目の年収や給料を公開!
いかがでしょうか? 現役のビルメンはこんな感じです。ぜひ、転職時など参考にしてください。
未経験者やビルメン歴1年目は給料が低い理由
やはりビルメンの経験が浅い分、仕事をあまり任せて貰えず、業者立会いなど残業手当が発生する仕事ができない(少ない)からしょうがないですよね …。
ビルメンは手当で稼ぐしかありません。なぜなら会社は基本給など上げてはくれないので。
ふ~ん。経験が浅いと手当があまり貰えないんだね。
でも、ビルメンにはどんな手当があるの?
これは、あくまで私の会社にある手当ですが、このようなものがあります。
※ 宿直は、泊まり勤務がある現場限定にはなりますが、月平均4~8回ぐらいが一般的でしょうか。これは所属現場によるので確認しましょう。
では経験者の給料は高いのでしょうか?
逆に経験者は資格を多く保持している傾向があるので資格手当が高い。
あと業者の深夜立会いの残業手当、また宿直手当など実務経験がある分、多く貰える(宿直回数も多い)傾向があります。
では、実例として大手ビルメン企業の給料を検索してみましょう!
上記の画像は「大手転職サイト」で検索した結果です。
このようにビルメンの一般的な平均年収は約350万円ほど。良くて400万円を超えるぐらい。もちろん物件をいくつも管理する側(マネジメント)の会社に入社すれば年収はもっと上がります。
ビルメンで10年間ぐらい経験し、その間に上位資格を取得 ⇒ その後、物件を管理する側の会社に入社することも1つの選択肢ですね。
しかし仕事内容もビルメンとは大きく変わり、「工事業者の選定」や「改修工事などのスケジュール管理」などが主な仕事になるでしょう。
これまでビルメンの月収や給料について書いてきましたが、給料を増やす方法は以下の3つです。
その他として、ビルメンにはさまざまな「手当」があります。その手当を多く貰うこと。
このことを詳しく解説している記事もぜひご覧ください。
「私のビルメンライフ」の3つのカテゴリーと記事