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ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

初心者向けの記事ビルメンのなり方とは?ビルメンになりたい人に向けた記事です 

 

ノー残業ビルメンライフ楽しみませんか?

こんにちは! ノー残業ビルメンライフ(ビルメン歴6年目)です。

ビルメン4点セットとは?

本日はビルメン業界で超有名な「ビルメン4点セット」のお話です。

最近ではビルメン4点セット(+1)で、ビルメン5点セットなんて言ったりもしますが、ビルメン未経験の人は「ビルメン4点セット?何それ?」と思うかもしれませんね。

 

まずは確認! ビルメンの主な仕事は?

まずビルメン4点セットのお話しの前に…、ビルメンが主に維持管理する設備を確認しましょう!

  • ビルメンは施設(ビル・建物)の設備を維持管理するのが主な仕事で、管理する設備は主に以下の4つ ↓
    1. 電気設備 : 受変電設備、通信・照明(非常)・蓄電池設備など
    2. 空調設備 : 冷凍機・冷却塔・ボイラー・空調設備、送排風機設備など
    3. 給排水設備 : 受水槽・排水槽設備・給排水ポンプなど
    4. 消防設備 : 感知器・消火器・消火栓などの警報・消火設備など

施設により維持管理する設備は多少変わってきますが、ビルメンは日々、設備を点検しメンテナンス・動作確認・劣化していれば部品を交換、補修が必要なら業者の手配もします。

 

ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

ビルメンは設備に関する幅広い知識が求められる。

そこで企業は、知識・実務の証明として資格取得者を求める傾向にあります。

ビルメンの求人サイトを見ると分かりますが、必ず「必須資格」もしくは優遇資格の欄が掲載されています。

ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

なるほど~。資格って重要なんだね。でもどんな資格があるの?

 

設備ごとの関連資格を確認しましょう!
  • では実際に設備ごとにある資格を確認してみましょう。
    1. 電気設備 : 第1種・2種電気工事士・第1~3種電気主任技術者
    2. 空調設備 : ボイラー(特級・1級・2級)・第1~3種冷凍機械責任者
    3. 給排水設備 : 該当資格は特になし
    4. 消防設備 : 消防設備士(乙種・甲種)
    5. その他 : ビル管理士・エネルギー管理士・危険物取扱者・衛生管理者など
ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

へぇー、設備ごとにこんなに資格ってあるんだ~。早くビルメン4点セットについて教えて~。

 

こんな感じで設備ごとに関連する資格は多く存在していますが「ビルメン4点セット」は、どの資格を指しているのでしょうか?

当記事で理解できること

ビルメン4点セットの「概要 ~ 難易度・合格率」が理解できる。
また、私の現場での資格保有率・資格手当のお話しもします。

私の実体験を交えて解説しますので、早速見ていきましょう!

まず、ビルメンで評価・価値・年収を上げたいなら「資格の取得」をすることが最短の道のり。

ビルメンの資格で「将来性がある、おすすめな資格」ランキング4選

そして資格を取得すれば「 転職もしやすく 」なります!

ここ重要私もビルメン歴7年目、あなたに伝えたいことは「ビルメンは資格が超重要」だということ。
「大手の優良なビルメンに入社・転職する」
「年収を500万に上げる」
「ビルメンとして人材の価値を上げる」
「自分自身のスキルアップを図る」 などなど。
ビルメンに必要な資格を取得することで、あなたの価値は上がり、物事を有利に運ぶことができます。

あなたの人生をより良くするために「資格の取得」をしてみてはいかがでしょうか?

 

ビルメン4点セットの概要・難易度・合格率は?

【ビルメンに必要な資格】ビルメン4点セットの概要

そもそも資格は必要なの?
ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

前置きが長くてすいませんです。

ビルメン4点セットの概要をお話しする前に、私が36歳未経験でも系列系のビルメンに転職できた大きな要因は、資格を取得できたからです。

私は転職前、半年間職業訓練校に通い「危険物乙4・消防設備士乙種4類、6類・ボイラー2級」の4つを取得しましたが、
以前は、”資格なんて本当に必要なの?”とか、”資格がなくても転職できるんじゃないの?”と思ってました。

 

ビルメンにとって資格はめちゃくちゃ大事!

しかし、実際ビルメンを経験して分かりましたが、何をするにも資格は絶対にあった方が有利です! 断言します。
より良いビルメン会社に転職するため、自社の評価(ボーナスの査定)などに、資格ってめちゃくちゃ関係してきます。

 

資格を取得していると有利になる点とは?
  1. 資格を多く取得する=自社での評価が上がる(企業によって資格がなければ主任などの役職につけない場合もあり)
  2. 私の会社でもそうですが、社員登用に「資格を3つ以上取得していること」と規定がある。
  3. 転職する際に、資格取得数も採用に大いに関係する。
  4. 資格が多ければ多いほど給料が上がり(資格手当・選任手当など)、当然年収も増える。

 

ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

では、「本題のビルメン4点セットの概要」をご説明します。

ビルメン4点セットの資格概要
ビルメン4点セットの1つ
第2種電気工事士
ビルメンの代表的な資格といえば第2種電気工事士です。
ビルや一般住宅、その他建物で電気設備の安全を守るために、一定の資格のある人でなければ
電気工事を行ってはならないことが、法令で決められています。その資格のある人を「電気工事士」といいます。
ビルメン4点セットの1つ
危険物取扱者乙種第4類
危険物取扱者もビルメンなら有名な登竜門的な資格です。
消防法に基づく危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会うために必要な資格です。
その資格のある人を「危険物取扱者」といいます。
危険物乙4に合格するために必要な「3つの要素」とは? 
ビルメン4点セットの1つ
ボイラー2級
ビルメン4点セットの1つで、職業訓練校でも取得率の高い資格です。
ビルメン4点セットの1つ
第3種冷凍機械責任者
ビルメン4点セットの1つで、その中で最も難易度が高いのが第3種冷凍機械責任者
冷凍にかかわる高圧ガスを製造する施設において保安の業務を行う資格です。
ビルメン4点セット (+1)
乙種消防設備士
近年ビルメンで人気のある資格。
特に乙種第4類(自動火災報知機の点検)は取得しているビルメンが多いです。 【最新版テキスト】消防設備士乙4の知識「0の初心者」におすすめなテキスト
【最新版テキスト】消防設備士乙6の知識「0の初心者」におすすめなテキスト

 

以上、5つの資格がビルメン4点セット(+1)です。(+1)は乙種消防設備士のこと。
乙種消防設備士は、建物には必ずある自動火災報知設備などの消防用設備を点検することができる資格になります。

ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

ビルメンにとって資格は超大事!

ボーナスや昇給などの査定のときに資格の保有数も考慮されるなど、資格を取得していると有利になる点・メリットはかなり多いです。

ビルメン4点セットの難易度と合格率

では、ビルメン4点セット (+1)の難易度と合格率はどうなの?

ビルメンの登竜門的な資格、ビルメン4点セット (+1)を難易度が高い順に並べると、以下の通りです。

  1. 【難易度高】第3種冷凍機械責任者
  2. 【難易度中】第2種電気工事士
  3. 【難易度中】第4類乙種消防設備士
    【最新版テキスト】消防設備士乙4の知識「0の初心者」におすすめなテキスト
    【最新版テキスト】消防設備士乙6の知識「0の初心者」におすすめなテキスト
  4. 【難易度低】危険物取扱者乙種第4類 危険物乙4に合格するために必要な「3つの要素」とは? 
  5. 【難易度低】ボイラー2級

私が実際受験した感じでは、こんな感じでしょうか。正直、危険物取扱者乙種第4類とボイラー2級は、同レベルです。

 

次に、「難易度」と「過去3年間の合格率」を見てみましょう。

難易度と
過去3年間の合格率

第2種電気工事士

筆記試験の特徴
試験は年に2回上期と下期があり、「筆記試験」と「実技試験」がある。
(※ 筆記試験に合格すれば実技試験を受けられます)
筆記試験は、過去の試験問題が公表されているので5年分繰り返し解けば合格できます。

合格基準
一般問題(30問) 配線図問題(20問) 正答率60%以上で合格

試験時間
120分

実技試験の特徴
注意は実技試験です。実技試験も公表される「13問」の中から「1問」出題されますが
合格する為には実際自分で工具を使用して施工しなければ合格はできません。

試験内容と合格基準
複線図をもとに、配線の作業・施工をし、欠陥がなければ合格

試験時間
40分

筆記試験の合格率
2018年 55.4 %
2017年 59.1 %
2016年 58.6 %
実技試験の合格率
2018年 67.5 %
2017年 68.8 %
2016年 73.4 %

危険物取扱者乙種第4類

特徴
試験は年に複数回実施
過去の試験問題が公表されていません。
でも心配無用。市販の過去問をしっかり勉強すれば合格できます。

合格基準
3科目ごと(法令 15問・物理化学 10問・消火性質 10問)の正答率がそれぞれ60%以上で合格

試験時間
120分

合格率
2018年 39.0 %
2017年 34.3 %
2016年 28.9 %

ボイラー2級

特徴
試験は年に複数回実施
過去の試験問題も公表されています。
日本ボイラ協会の公表問題を繰り返し解けば合格できます。

合格基準
4科目ごとの得点がそれぞれ40%以上で、かつ、合計点が60%以上で合格

試験時間
180分

合格率
2018年 55.8 %
2017年 57.0 %
2016年 58.5 %

第3種冷凍機械責任者

特徴
試験は年に1回のみ
過去の試験問題も公表されていますが、ビルメン4点セットの中では一番難易度が高いです。

合格基準】2科目
「法令」20問 正答率60%以上で、かつ、「保安管理技術」15問 正答率60%以上で合格

試験時間
法令60分 保安管理技術90分

合格率
2018年 39.8 %
2017年 37.0 %
2016年 34.8 %

ビルメン4点セットの取得者数と資格手当は?

ビルメン4点セット (+1)の資格手当の金額は?

ビルメン経験者でも未経験者でも、他社のビルメン4点セットの「取得者数」と「実際の資格手当」は気になるものです。

資格手当を公開!

そこで、私の現場でのビルメン4点セットの取得者数と資格手当(月額)を公開!
私の現場には13名の設備員が在籍しており、設備責任者1人、副責任者2人、設備員10名体制で複合ビル(オフィスビルと飲食店の複合ビル)の運営をしています。

資格名称 月額と取得者数
第2種電気工事士
転職に有利
2,500円
13人中 13人が取得済
ボイラー技士2級 2,000円
13人中 13人が取得済
危険物取扱者

乙種:1,500円
甲種:4,000円

危険物取扱者乙種第4類
13人中 13人が取得済

冷凍機械責任者

第3種:2,000円
第2種:4,000円
第1種:8,000円

第2種冷凍機械責任者は3名
第3種は5名が取得済

消防設備士

乙種:1,500円
甲種:2,500円

消防設備士甲種4類は5名
乙種4類は8名が取得済

ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

やっぱり実際の現場でも、ビルメン4点セットの取得率は高いんだね~。参考になります~。

【まとめ】ビルメン4点セットを取得することは超重要

では、当記事の内容をまとめると…

  • 1. ビルメンに資格は超重要!取得するメリットは多い。
  • 2. ビルメン4点セットの難易度と合格率を把握し、できるだけ早めに取得するべし!
  • 3. 現役ビルメンは4点セットの取得率はやはり高めで、上位資格になればなるほど資格手当の月額報酬も高めになる!

資格はあなたの「資産」です。
ビルメン4点セットとは?取得すると有利になる点とは?

最後に、資格を取得するためには地道な努力が必要です。面倒くさいし大変と思うかもしれません。
私も実際そうでした。でも、その資格がいつかあなたの助けになってくれます。自分の資産、強み(資格)を増やして、ビルメンライフを楽しみませんか?

まず、ビルメンで評価・価値・年収を上げたいなら「資格の取得」をすることが最短の道のり。

ビルメンの資格で「将来性がある、おすすめな資格」ランキング4選

そして資格を取得すれば「 転職もしやすく 」なります!

ここ重要私もビルメン歴7年目、あなたに伝えたいことは「ビルメンは資格が超重要」だということ。
「大手の優良なビルメンに入社・転職する」
「年収を500万に上げる」
「ビルメンとして人材の価値を上げる」
「自分自身のスキルアップを図る」 などなど。
ビルメンに必要な資格を取得することで、あなたの価値は上がり、物事を有利に運ぶことができます。

あなたの人生をより良くするために「資格の取得」をしてみてはいかがでしょうか?

 

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