問12. 危険物の貯蔵・取扱い

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※ この過去問は確認用の問題です。どれくらい知識が定着しているか確認しましょう。

問.12 法令上、危険物の貯蔵及び取扱いについて、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 指定数量未満の危険物の貯蔵又は取扱いについては、市町村条例で定められている。
  2. 移動タンク貯蔵所には、完成検査済証を備え付けておかなければならない。
  3. 屋外タンク貯蔵所の防油堤の水抜き口の弁は、当該防油堤の内部に滞水しないように、通常は開放しておかなければならない。下記の解説を確認しよう!
  4. 法別表第1に掲げる類を異にする危険物は、原則として同一の貯蔵所(耐火構造の隔壁で完全に区分された室が2以上ある貯蔵所においては、同一の室)に貯蔵することはできない。
  5. 給油取扱所の専用タンクに危険物を注入しているときは、当該タンクに接続する固定給油設備の使用を中止しなければならない。

危険物乙4「貯蔵・取扱いの基準」の勉強方法はこちら 

危険物乙4の過去問「第4回 実力テスト」問12. 危険物の貯蔵・取扱いの解説

ここ重要 「危険物に関する法令(35問中15問)」合格には、60%以上なので15問中9問以上の正解数が必要です。

危険物乙4の過去問(第4回 実力テスト)「危険物の貯蔵・取扱い」問.12の解説

防油堤の水抜き口の弁とは?
※ 読んで字のごとく溜まった水を抜くための弁である。通常開放しておけば、タンクから油が漏れたときに防油堤の用をなさない。

  1. 指定数量未満の危険物の貯蔵又は取扱いについては、市町村条例で定められている。
  2. 移動タンク貯蔵所には、完成検査済証を備え付けておかなければならない。
  3. 屋外タンク貯蔵所の防油堤の水抜き口の弁は、通常は閉鎖しておき、当該防油堤の内部に滞水(雨水が溜まること)した場合は、遅滞なくこれを排出するように定められているので、『通常は開放しておく』は誤っている
  4. 類を異にする危険物は、危険性や消火方法等が異なるので、原則として同一の貯蔵所に貯蔵することはできない。
  5. 給油取扱所の専用タンクに危険物を注入しているときは、静電気事故防止等のため当該タンクに接続する固定給油設備の使用を中止しなければならない。現実には使っている場合が多いので、間違わないように注意する必要がある。

「3」が正解

 

危険物乙4【過去問】第4回 実力テスト ( 35問 )

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