「第2回 法令」問46. 予防規定

前の問題 次の問題

※ この過去問は最新の問題です。基本問題で知識を定着させ、確実に合格するために最新のより上質な過去問を解きましょう。

問.46 法令上、特定の製造所等において定めなければならない予防規程について、次のうち誤っているものはどれか。 すぐに解答確認

  1. 予防規程は、製造所等の火災を予防するために必要な事項について定めなければならない。
  2. 予防規程を定めたときは、市町村長等の認可を受けなければならない。
  3. 予防規定は、製造所等の所有者等が定めなければならない。
  4. 消防署長は、火災の予防のため必要があるときは、予防規程の変更を命ずることができる。下記の解説を確認しよう!
  5. 製造所等の所有者等及びその従業者は、予防規程を守らなければならない。

危険物乙4の過去問「第2回 法令」問46. 予防規定の解説

ここ重要 「危険物に関する法令(35問中15問)」合格には、60%以上なので15問中9問以上の正解数が必要です。

危険物乙4の過去問(第2回 法令)「予防規定」問.46の解説

予防規程について

※ 予防規程とは、製造所等の火災を予防し安全を確保するためのそれぞれ製造所等の実情に合わせた、より具体的で従業員等が尊守しなければならない自主保安に関する規程である。

※ 作成した予防規程は、市町村長等に提出して認可を受けなければならない。

 

  1. 正解
  2. 正解
  3. 正解
  4. 誤り
  5. 正解

「4」が正解

・予防規程の必要な施設については、以下の通りである。

製造所等 取り扱う危険物の量
製造所 指定数量の10倍以上
屋内貯蔵所 指定数量の150倍以上
屋外タンク貯蔵所 指定数量の200倍以上
屋外貯蔵所 指定数量の100倍以上
給油取扱所 すべて定めるここ重要
移送取扱所 すべて定めるここ重要
一般取扱所 指定数量の10倍以上

※ 予防規程に定めるべき主な事項

1 危険物の保安に関する業務を管理する者の職務及び組織に関すること。

2 危険物保安監督者が、旅行、疾病その他の事故によってその職務を行うことができない場合にその職務を代行する者に関すること。

3 危険物の保安に係る作業に従事する者に対する保安教育に関すること。

4 危険物の保安のための巡視、点検及び検査に関すること。

5 危険物施設の運転又は操作に関すること。

6 危険物の取扱作業の基準に関すること。

7 補修等の方法に関すること。

8 施設の工事における火気の使用若しくは取扱いの管理又は危険物等の管理等安全管理に関すること。

9 製造所及び一般取扱所にあっては、危険物の取扱工程又は設備等の変更に伴う危険要因の把握及び当該危険要因に対する対策に関すること。

10 顧客に自ら給油等をさせる給油取扱所にあっては、顧客に対する監視その他、保安のための措置に関すること。

11 災害その他の非常の場合に取るべき措置に関すること。

12 地震発生時における施設及び設備に対する点検、応急措置等に関すること。

13 危険物の保安に関する記録に関すること。

14 製造所等の位置、構造及び設備を明示した書類及び図面の整備に関すること。

危険物乙4【最新】第2回 法令の過去問 ( 57問 )

無料で危険物乙4の資料がもらえます⇒ユーキャンの案内資料のご請求(登録2,3分・営業電話なし)