「第1回 法令」問51. 貯蔵・取扱いの基準

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※ この過去問は最新の問題です。基本問題で知識を定着させ、確実に合格するために最新のより上質な過去問を解きましょう。

問.51 法令上、移動貯蔵タンクから運搬容器への詰替えは、原則として認められないが、注入ホースの先端部に手動開閉装置を備えた(手動開閉装置を開放の状態で固定する装置を備えたものを除く。)注入ノズルで行う場合、詰替えが許可されているものは、どれか。 すぐに解答確認

  1. 硝酸
  2. 重油下記の解説を確認しよう!
  3. メタノール
  4. 硝酸エチル
  5. 過酸化水素

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危険物乙4の過去問「第1回 法令」問51. 貯蔵・取扱いの基準の解説

ここ重要 「危険物に関する法令(35問中15問)」合格には、60%以上なので15問中9問以上の正解数が必要です。

危険物乙4の過去問(第1回 法令)「貯蔵・取扱いの基準」問.51の解説

  1. 誤り:硝酸は第6類
  2. 正解:原則として移動貯蔵タンクから液体の危険物を容器に詰め替えることはできない。ただし、総務省令で定める容器に引火点が40℃以上の第4類の危険物を詰め替えるときが規定されている。従って、重油はこれに該当し、詰め替えることができる。
  3. 誤り:メタノールは第4類であるが、引火点は11℃
  4. 誤り:硝酸エチルは第5類
  5. 誤り:過酸化水素は第6類

「2」が正解

共通する基準について

  • 1. みだりに火気を使用しないこと。
  • 2. 常に整理・清掃を行い、みだりに空き箱その他の不必要な物件を置かないこと。
  • 3. 貯留設備や油分離装置にたまった危険物は、あふれないように随時くみ上げること。
  • 4. 危険物のくず、かす等は、1日に1回以上、危険物の性質に応じて安全な場所で廃棄その他適当な処置をすること。
  • 5. 危険物の性質に応じて遮光または換気を行うこと。
  • 6. 危険物が残存しているか、残存しているおそれがある設備・機械器具・容器等を修理する場合は、安全な場所において、危険物を完全に除去した後に行うこと。
  • 7. 火花を発する機械器具・工具・履き物等を使用しないこと。

移動タンク貯蔵所における取扱いの基準について

  • 1. 移動貯蔵タンクから別のタンクに液体の危険物を注入するときは、原則としてタンクの注入口に移動貯蔵タンクの注入ホースを緊結すること。
  • 2. 移動貯蔵タンクから液体の危険物を容器に詰め替えないこと。
    原則として移動貯蔵タンクから液体の危険物を容器に詰め替えることはできない。ただし、総務省令で定める容器に引火点が40℃以上の第4類の危険物を詰め替えるときが規定されている。
  • 3. 移動貯蔵タンクから別のタンクに引火点40℃未満の危険物を注入するときは、移動タンク貯蔵所の原動機を停止させること。
  • 4. 可燃性ガスを除去するため、不活性ガスとの置換を行う。

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